昨年日向坂46から卒業し、俳優・タレントとして活躍の幅を広げている齊藤京子さん。先日genten銀座店で開催された特別イベントに、スペシャルゲストとしてご登場いただき、桜をモチーフにしたリバーシブルカットワークバッグをお持ちいただきました。グループ卒業後の心境の変化や、プライベートで今夢中になっていることなど、近況をたっぷり語ってもらいました。

【銀座店・WEB限定】リバーシブルカットワーク サクラピンク
レザーバッグなのに
リバーシブルって新鮮
──今日お持ちいただいたのは新作のリバーシブルカットワークバッグです。プライベートで持つなら、どんなシーンで使いたいですか?
「お買い物に行くときや、友達とご飯に行くときなど、デイリーに持ちたいです。大きすぎず小さすぎず、程よいサイズ感。プライベートのときは、お財布、携帯、飲み物などが必需品なのですが、それらを入れるのにぴったりなサイズです」
──デザインはいかがですか?
「レザーバッグなのにリバーシブルって新鮮ですよね。アイコニックなデザインだけれど、上質なレザー&シンプルな色使いなので、意外とどんなコーデ・シーンにも合わせやすそうです。今日の衣装のワンピースのようなスタイルもいいし、デニムにも合わせて持ちたいです」
──今日ご覧になった中で、一番のお気に入りアイテムは?
「ブラウンが特にお気に入り。裏返すとブラックのバッグとしても印象を変えて使えるところが嬉しいです。桜をモチーフにしたカットワークの部分から、裏面の色が少し透けて見えるところもおしゃれですね」
──gentenは、“人間も自然の一部である”という原点に立ち返り、環境を大切にした暮らしを、鞄づくりを通じて発信するブランドです。齊藤さんご自身も、普段環境のためにしているアクションがありましたらぜひ教えてください。
「私は、ものを長く愛用するようにしています。特に化粧品は数多く持たず、コレと決めたものをずっと使うので、使い終わる頃には廃盤になってしまっていることも。バッグやお財布も手入れしながら長く愛用するのが習慣です。水や電気の無駄遣いをしないようにすることも日頃から心がけています」
カンヌに行くと決まった直後は、
ビックリして声も出なかったです
──ここからは、仕事について伺います。ターニングポイントとなった時期はいつ頃だと思われますか?
「今年の春のカンヌ国際映画祭です。初主演映画でカンヌに行くことができたことが本当に光栄で、俳優としてもっと成長していきたいという覚悟が改めて決まった機会でした自分が参加できるなんて夢にも思わなかったので、決まった直後はビックリして言葉も出なかったです。現地に行っても夢のようで、あっという間に時間が過ぎていきました。忘れられない貴重な経験です」
──グループを卒業されてから1年半ほどですが、どんな変化を感じていますか?
「グループにいたときよりも更に、責任感が増しました。一人で活動していると替えが利かないので、当たり前のことですが免疫力を上げて風邪をひいたりしないようにしっかり体調管理するようになりました。現場での対応も一つ一つ丁寧にしようと、更にスイッチが入っています」
──最近、仕事でやりがいを感じた瞬間を教えてください。
「ドラマや映画の制作は、朝から晩まで撮影する日々を積み重ねてようやく出来上がるので、完成した作品を観たとき、頑張ってよかったと達成感を感じます。皆さんから感想をいただけると報われたなと思いますし、また違う役を演じている姿をお見せしたいなと次への活力が湧きます」
──仕事でこれから挑戦したいことを教えてください。
「これまで演じてきた役と180度違うような役を演じてみたいです。現在放送中のドラマ『娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?』では初めての復讐劇、そしてお母さん役。芝居をしながら新たな発見がたくさんあって、刺激的な日々です。ファンの方からもいつもの私と違うと反響をいただけて嬉しいですし、今後もいろんなジャンルに挑戦して役者としての幅を広げていきたいです」
自炊でエビアボカドパスタや
サンラータンにも挑戦しています
──ラーメンがお好きと伺いました。最近おすすめのラーメンを教えてください。
「『ど・みそ』というお店の辛味噌ラーメンがすごく美味しかったです。シンプルなのですが、麺の食感や味噌スープのこってり具合がタイプ。食べていると汗をかくくらい辛いところも好きです。一つの作品の撮影が終わったタイミングのご褒美や、たまのチートデイとしてラーメンを食べることが多いです」
──お忙しい日々だと思いますが、息抜きにはどんなことをされていますか?
「サラダボウルにハマっています。私は食べることが好きで、ストレス発散や気分転換には美味しいものを食べるのが定番です。サラダボウルなら、健康的で栄養をたっぷり摂れて満足感も得られるので、最近は隙あらばサラダボウルを食べています」
──プライベートでこれから挑戦してみたいことは?
「プライベートでは自炊をもっと頑張りたいです。サラダボウルの話とも繋がるのですが美味しくてヘルシーなものを食べたくて、最初は一人鍋を作ってみたんです。そしたら想像以上に簡単で、美味しくて。それをきっかけに料理の頻度が増え、最近はエビアボカドパスタやサンラータンにも挑戦するようになりました。撮影期間は難しいかもしれないですが、できる時は自炊を続けるのを目標にしたいなと思います」
Kyoko’s bag
Profile
齊藤京子
1997年生まれ、東京都出身。2016年にアイドルグループ・日向坂46(当時はけやき坂46)の1期生として活動を開始。グループ内では高い歌唱力と独自のキャラクターで人気を集め、センターを務めた経験も持つ。2024年にグループを卒業後は、俳優・タレントとして本格的に活動をスタート。近年は、主演ドラマ『泥濘の食卓』(2023年)、『いきなり婚』(2025年)をはじめ、『あやしいパートナー』(2025年)など話題作に出演。さらに、初主演映画『恋愛裁判』(2026年1月公開予定)にも挑み、俳優として活躍の場を広げている。
Staff
Photography / Takayu Setsu
Styling / Misaki Takahashi
Hair & Make-up / Mayumi Kayagi
Edit & Text / Ayaha Takada

