国産山葡萄、20個限定。50年育てるかごバッグ「みちのく山葡萄かご」

国産山葡萄、20個限定。50年育てるかごバッグ「みちのく山葡萄かご」

山形の奥地で採れる希少な国産山葡萄を、職人が手で編み上げた山葡萄かごバッグ。
昨年もご好評をいただき、完売となりました。

今年は、工房でも僅か数人しか編めない「代わりアジロ編み」を採用し、ネイビーブルーの本革巾着を添えて。

50年先まで使える自然がもたらす強さを、あなたの手元へ。

国産山葡萄を編むということ

このバッグは、編む前の時間から始まります。

山形の山で採ること、整えること、そして編むこと——その全部が、一つのかごをつくっています。

6月の限られた時期に採取する、山形奥地の野生山葡萄

6月の限られた時期に採取する、山形奥地の野生山葡萄

この商品は、山形県奥地に自生する山葡萄のツルを採取するところから始まります。

採れるのは、みずみずしさを帯びる 6月の梅雨の限られた時期(約1週間)だけ。

急斜面を進み、ツルを選び、持ち帰る。
その一連の時間ごと、バッグの一部になります。

外国産が手に入りやすい一方で、日本製のバッグは出会うこと自体が希少な素材。
だから、編み目の奥に“山の強さ”が宿っています。

純国産・限定20本になる理由

純国産・限定20本になる理由

採取したツルは太さも長さもまばら。
樹皮を剥ぎ、乾燥させ、均一な幅の「ひご」に割いて整える。

編む前に、山の時間と人の手が静かに積み重なっていきます。

この気の遠くなるような準備を経て、ようやく「編む工程」へ。 

限定20本という数は、素材と誠実に向き合った現実的な上限です。

今年の編みは「代わりアジロ編み」—V字がつくる陰影

今年の編みは「代わりアジロ編み」—V字がつくる陰影

職人の中でも僅か数人しか編めない難易度

職人の中でも僅か数人しか編めない難易度

今年の山葡萄の変更点は、編み方そのもの。
従来のアジロ編みから、V字模様が立ち上がる「代わりアジロ編み」へ。

工房の職人の中でも編める人が限られるほどの、難易度の高さ。

その分、光を受けたときの陰影が美しく、丈夫な仕上がりに。 

派手ではないのに、目が留まる“整い方”は職人ならではの技術があってこそです。

角の直角・編み目の均一さが、佇まいを決める

角の直角・編み目の均一さが、佇まいを決める

山葡萄の樹皮は天然素材ゆえに癖や歪みがあります。

それでも角がすっと直角に立ち、編み目が乱れないのは、職人が素材の機嫌を読みながら編み進めるから。

マチの立ち上がりまで美しく、置いた姿にも静かに品がある。

持つ前から「かごの強さ」が伝わるのは、こうした細部が支えています。

gentenの仕立てが添える、ネイビーと曲線

山葡萄の素朴さに、gentenらしい革の仕立てが静かに輪郭を与えます。

巾着は国産ピッグスウェードを本品専用色で

巾着は国産ピッグスウェードを本品専用色で

かごの中には、ダークネイビーの国産ピッグスウェード巾着を。

今回のために色出しを行い、かごの素朴さに、静かなコントラストを添えています。
口元にはものを入れても巾着が落ちてこないように、ハンドルで止めるベルトをつけています。

紐は革から切り出した丸紐仕様。ほどく所作まで、贅沢に見えるのが不思議です。

特別なギフトとして選ぶときも、“中身まできちんとしている”安心感になります。

ハンドルはスムースレザーへ。曲線の美しさを強調

ハンドルはスムースレザーへ。曲線の美しさを強調

ハンドルは、前回販売したシボ革からスムースレザーへ変更したことで、より滑らかな曲線に。

山葡萄の編み目が持つ陰影にやわらかな曲線が映え、全体の表情がすっと整います。

育つ時間|黒艶へ深まる、一生ものの風合い

濃くなり、艶が層になる

使い込むほど、山葡萄に含まれるタンニンがゆっくり染み出し、黒く、艶やかに育っていきます。 

ただ色が沈むのではなく、触れた分だけ艶が重なる。手の油分、季節の空気、暮らしの時間が、 そのまま風合いになります。

修理しながら受け継ぐ(ギャランティ番号で管理)

修理しながら受け継ぐ(ギャランティ番号で管理)

このバッグは、山形の工房で編み上げられた籠部分は山形の工房にて、

自社工房で仕立てた革パーツはgentenにて、それぞれ修理を承っています。

ギャランティカードの番号で管理され、時間が経っても“戻れる場所”がある。
それが、このバッグを「一生もの」にしてくれます。

「みちのく山葡萄かご」のお手入れ

  • 山葡萄部分は、基本的に特別なお手入れは不要です。早く艶を出したい場合はクルミの油を使うこともありますが、手で触れて育てる変化をおすすめします。
  • 牛革部分は、使うほど自然に艶が出ていきます。
  • 巾着(ピッグスウェード)は、防水スプレーは使用できますが、クリーム類は避け、やわらかい毛のブラシでこまめに整えてください。

迷ったときは「濡らさない」より、「濡れたら乾かす」を丁寧に。

季節を問わず、基本はそれだけで十分です。

時を編み、50年共にできるバッグ「みちのく山葡萄かご」

時を編み、50年共にできるバッグ「みちのく山葡萄かご」

同じ山葡萄でも、編み目の陰影は少しずつ違います。

代わりアジロ編みのV字と、ネイビーの巾着が整える佇まい。価格も、手間も、気軽ではありません。

けれどその分、使うたびに「選んでよかった」が積もっていくバッグ。

四季を超えて、永くあなたと歩んでくれる——そんな自然素材の相棒です。

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