春の光に誘われて、少しだけ背筋を伸ばして出かけたくなる日。
きちんとしたい気持ちと肩の力を抜きたい気分。そのどちらにもそっと寄り添ってくれるバッグがあったなら。
gentenの「ヴィーテ」は、すっきりとした佇まいの中に、やわらかな表情を宿すトートバッグ。
日常のワンシーンに、さりげない華を添えてくれます。
軽やかさと品の良さを支える、素材と仕立て
見た目のすっきりとした印象と、凛とした張りがもたらす安心感。そのどちらも支えているのが、素材選びと丁寧な仕立てにあります。
定番ゴートとの違いが生む、きめ細かく透明感のあるタッチ

(画像の赤茶が定番「ゴートベーシック」です。)
ヴィーテに使われているのは、gentenで定番の「ゴートベーシック」とは異なり、オリジナルで開発したゴートレザー。
山羊革の特徴である軽さ・耐久性・しなやかさは共通しつつ、定番に比べてシボが細かく均一で、上品な表情を見せてくれます。
最後の仕上げで熱を加えることで、革全体にやわらかな光をまとった半艶の風合いに。
カジュアルに持てる軽やかさがありながら、きちんとした場にも自然に馴染む理由は、この素材の質感にあります。
柔らかいのに崩れない、「裏貼り」構造という安心感

一枚仕立てのような見た目でも、内側にはスウェード調の生地を貼り合わせた「裏貼り」構造を採用。これにより、適度にハリが生まれ、荷物を入れたときのあたりが出にくく、フォルムが安定しやすいのが特長です。
革のなめらかさを活かしながら、型崩れしにくい。その安心感は実際に触れてみると、より体感できるでしょう。
3色それぞれに育つ、タンニン鞣しのエイジング

(※上:経年変化後/下:経年変化前(新品時))
じっくりと1ヵ月ほどかけて鞣す「ピット鞣し」の贅沢なゴートレザー。
革の繊維が締まり、耐久性も備えながら、使うほどに艶が増し、色がゆっくりと深まっていく——そんな経年変化を楽しめます。
- グレーは少し赤みが増して温かく、少しずつ透明感を増すように。
- 内側がピスタチオカラーのグレージュは、やわらかさの中に奥行きを帯びていきます。
- チャは、時間とともに濃く、豊かな表情へ。
同じ素材でも、選ぶカラーによって育ち方が異なるのも、このバッグの楽しみのひとつです。
ミニマルなのに、心が華やぐデザイン

ヴィーテの佇まいは、しなやかな女性らしさ。線と面が描くわずかな揺らぎが、ふとした瞬間に「きれいだな」と感じさせてくれます。
ドレープが生む、やわらかな動きのあるフォルム

山羊革は一枚の面積が限られているため、通常は継ぎ(ハギ)を入れて仕立てることも少なくありません。
けれどヴィーテは、大判で状態の良い革を厳選し、フロントに継ぎを入れず、革を贅沢に1枚で使用。
だからこそ、山羊革特有のしなやかさを最大限に生かしています。

この素材の良さをさらに引き立てているのが、ハンドルの付け根に施された「つまみ」の構造です。
革をほんの少し寄せることで生まれる、柔らかなフォルム。直線的になりがちなミニマルトートに、かすかな“ゆらぎ”が加わり、きちんと感の中に優しい空気が宿ります。
持つ人の動きに合わせて、そっと表情を変える。その控えめな立体感が、このバッグの印象をよりやわらかく引き立てます。
マクラメ編みハンドルに宿る、手仕事のぬくもり

ハンドルには、革を約3mmまで薄く漉いた細い革紐を用い、一本ずつ丁寧にマクラメ編みを施しています。



単なる装飾ではない、手間を惜しまない手仕事。
シンプルなシャツやワンピースに合わせるだけで、コーディネートにさりげないアクセントが加わります。
控えめでありながら、確かに印象に残る。そんな大人のための意匠です。
選べる2サイズと、整う機能性

サイズの違いが生む使い心地と、日常を整えるための機能。
どちらも、日々使うバッグだからこそ大切に考えました。
大・小2サイズで選べる、暮らしに合わせた使い方

ヴィーテの大サイズは、A4書類も収まる容量があり、仕事や学校行事など、きちんとした場面にも頼れる存在です。

小サイズは、必要なものをすっきりまとめて持ち歩ける、毎日の外出にちょうどいいサイズです。
3層のように整う、インナーポーチの実力

バッグの内寸に合わせて設計された“ぴったりサイズ”のインナーポーチは、まるで中に3層の仕切りがあるかのように、自然と中身を整えてくれます。

中央のファスナーには、長財布などの貴重品も余裕で収まり、防犯面でも安心です。
出し入れが多い口元には、革の補強が施されています。
ポーチの前後にはポケットが付き、細かな持ち物まで居場所を決めて、すっきり収まります。

また、このポーチはバッグインバッグとして単体でも使えるため、バッグを替えるときも中身ごとスマートに移動できます。
「放り込む」から「整える」へ。そんな感覚の変化を、さりげなく支えてくれる機能です。
長くきれいに使うための、やさしいお手入れ

ヴィーテは日常の中で気負わず使える素材です。普段は乾いた布で軽く拭くだけで十分。
雨の日や乾燥が気になるときに、アメダスやデリケートクリームをそっと足してあげる。
そんな「少しの気遣い」だけで、長く美しく付き合えるバッグです。
ミニマルに、華やかに。ヴィーテと過ごす春

ファッションの一部として溶け込み、さりげなく華を添えるヴィーテ。
すっきりとした佇まいの中に、やわらかな曲線と、手仕事の温度、そして使うほどに心地よさが増していく機能美が息づいています。
きちんとした日にも、少し肩の力を抜きたい日にも。春の始まりに、これからの日常を整えてくれるトートバッグを選んでみませんか。