暑さの中にも、秋の兆しが少しずつ漂いはじめる季節。日々に寄り添う鞄を選びたくなる時期です。gentenの新作「プラッド」は、本革とユーカリ由来の布地を組み合わせたトートバッグ。上質な素材の確かさと、肩の力を抜いて持てる柔らかさを併せ持ち、季節の変わり目にぴったりの存在です。
秋冬に寄り添う「プラッド」──革と布が奏でる新しいトートバッグ

「プラッド」は、gentenの人気シリーズ「リノ」の思想を受け継ぎながら、秋冬の装いに寄り添うように生まれたトートバッグです。革の確かさと布の柔らかさが調和し、日常に温もりと軽やかさを添えてくれます。
前身シリーズ「リノ」が人気を博した理由
「リノ」が支持を集めた理由は、革を贅沢に使いながらも軽やかに仕上げていることにあります。大きく開く間口や取り出しやすいサイズ感など、日常を快適にする実用性に加え、カットワークによる透かし模様が軽量化にも寄与し、手仕事の魅力を漂わせていました。
その思想は「プラッド」にも受け継がれています。今回のモデルでは、装飾的な「かがり」を随所に取り入れ、革断面を美しく仕上げることで、上質さと柔らかな表情を添えています。レザーバッグブランドならではのクラフトワークを生かしながら、日常に寄り添う実用性を磨き上げた進化形といえるでしょう。
ユーカリ素材と牛革が生む、軽やかで丈夫なトートバッグ
ユーカリ由来の素材とは? 自然の恵みを日常に

ユーカリの木材パルプを原料とした再生繊維は、持続可能な資源から生まれる自然由来の素材です。環境負荷を抑えつつ、やわらかな質感としなやかな強さを兼ね備えています。自然の恵みを活かした選択に、gentenの「環境と共に歩む」姿勢が表れています。
シュリンクレザーとは? 日々の暮らしで深まる強さと味わい

シュリンクレザーは、革表面に自然なシボ(しわ模様)を持たせた素材。傷や汚れが目立ちにくく、柔らかさと耐久性を備えています。使いはじめから体に馴染みやすく、時間とともに艶と深みを増していきます。
職人の手仕事が光る「かがり」の技法

一針一針に込められた、装飾的な「かがり」
「プラッド」に施されたかがりは、ベルトなどに多く見られる装飾的な手法を応用し、職人が一針ごとに丹念に縫い進めることで、革の表面にリズムあるラインを描き出します。その存在が、シンプルなデザインにクラフトの温もりを添えているのです。
ディテールを守る、さりげない役割
飾りとしての要素にとどまらず、かがりは革の断ち切り面を覆うことで摩耗を防ぐ効果を発揮します。バッグ全体を支える構造ではないものの、細部を整え引き締めることで、長く使う上での安心感と上質な仕上がりを実現しています。
たっぷり入るのに軽い。毎日の相棒にふさわしい機能性
クロージャーの開閉で変わるシルエット

クロージャーを開けば荷物の出し入れがスムーズに、閉じれば丸みを帯びた柔らかな印象に。一つのバッグで二つの表情を楽しめます。
内装ポケットが叶える整理のしやすさ

内装にはファスナー付きポケットを備え、鍵やスマホをすっきり収納可能。バッグの中が整い、使うたびに心地よさを感じられます。
マグネット仕様が生む、美しい口元
隠しマグネットにより自然に閉じ、シルエットを崩さず安心感もプラス。機能と美しさを同時に備えています。
季節を超えて持てるトートバッグの魅力
春夏の涼しさと秋冬の温もりを両立
ユーカリ素材は春夏にさらりとした清涼感を、秋冬にはフランネル調の質感で温もりを演出。四季を通して活躍します。
日常に馴染むシンプルなデザイン
無駄を削ぎ落としたシルエットは、カジュアルオフィスから休日まで自然に溶け込みます。肩の力を抜いた装いにも、程よく上質さを添えてくれるのが魅力です。
暮らしを彩る使い方の提案

子どもの行事や買い物にも頼れる収納力
スリッパや書類、ペットボトルまで収められる容量。形が崩れにくく、肩への負担も軽減します。
散歩や旅行のお供に軽やかに
散歩では羽織ものや水筒を、小旅行ではカメラやガイドブックも収納可能。旅先でも安心して持てる軽やかさです。
暮らしに調和する、本革トートバッグの新しいかたち

革の重さにとらわれない「プラッド」は、布の柔らかさと革の品格を融合した新しいトートバッグ。軽やかな持ち心地と頼れる収納力で、日常に自然と馴染みます。季節を超えて寄り添い、装いを引き立てる相棒として長く愛せる存在です。
プラッドは、店舗は9月下旬、オンラインショップは10月上旬販売開始予定です。