シンプルに物を詰めて、運ぶ。
その集約された機能に焦点を絞って設計されたのが、ルヴィドです。
トート、ショルダー、リュック、2wayショルダーという用途の異なる4つの形を、一枚革のキップレザーで仕立て、切り替えや装飾に頼らず、革そのものの表情と質感をそのままバッグにしました。使うほどに、素材の良さを実感できるメンズシリーズです。
素材から語る、ルヴィドのキップレザー
ルヴィドの魅力は、まず素材選びに表れています。
キップレザーとは何か
ルヴィドに使われているのは、本革の中でも汎用性に優れた牛革「キップレザー」。
食用の副産物として届けられた、成牛と子牛の中間にあたる牛革。それはステアよりも肌理(きめ)が細かく、カーフよりもキズや摩耗に強いという特性を持っています。
水に強く、軽く、日常使いに向く理由

このキップレザーは、兵庫県姫路のタンナーでタンニン鞣しを施し、特殊な染色と加脂によって仕上げられています。オイルとワックスをしっかりと含ませた後、ミーリング加工でほぐすことで、しなやかさとコシを併せ持つ革に。
多少の雨なら、すぐには染み込みにくく、さっと拭き取るだけで十分。万一水分が入り込んでも、時間をかけて乾かせば、輪染みはほとんど残りません。
その見た目からは想像できない軽さは、毎日の持ち歩きにも耐えうる実力派の素材感です。
使い込むほどに深まる経年変化
ダークグレーは墨黒へ、茶色はさらに落ち着いたレンガ色へ。
使い込むほどに色味が深まり、ツヤも少しずつ増していきます。
持ち主の使い方や時間の重なりが、そのままバッグの表情になる——そんな「育つ革」を楽しめるシリーズです。
デザインと構造を貫く、ルヴィドの合理性
ルヴィドは一見シンプルな外観ながら、細かな仕立ての随所にgentenの職人の手仕事の深みが込められています。
切り替えあおりハンドルが生む、持ち心地の良さ

構造面で特徴的なのが、ハンドルやショルダーの付け根に設けられた独特の取り付け仕様です。
一度ハンドル部分が切り替わることで、荷物を入れたときのハンドルのねじれを緩和し、持ったときの安定感を高めています。
単にフラットに縫い付けるのとは違い、意匠のユニークさと使いやすさの両方を形にしています。
一枚革の「景色」を損なわない構造、そして軽さも実現

シリーズに共通しているのは、ハギ(繋ぎ目)を最小限に抑え、一枚革を楽しめる仕様を要所に取り入れていることです。
それによって、合皮では決して表現できない、本革ならではの表情と質感を引き出しています。
裏地は必要最低限にとどめ、余計な外ポケットなどもあえて省くことで、全体の重量を抑え、実用的な軽さと潔いシンプルさを両立させています。
ルヴィドのラインナップ4型
ルヴィドは、用途に応じて選べる4型を展開しています。
A4トートバッグ|シリーズの核となる、一枚革トート

シリーズの中心となるのが、このA4トートです。一枚革の魅力を最大限に味わえるよう、内装は半分のみ裏地を配した仕様。
重さを抑えながら、革の触感や見た目をダイレクトに楽しめる構造になっています。クロージャーと、内部にはスナップボタンで留められる間仕切り布があり、荷物の整理もしやすい設計です。
内装にはオープンポケット2つとファスナーポケット1つを備えています。



B5ショルダー|日常にちょうどいいサイズ感

ペットボトルも余裕で収まる、扱いやすいサイズのショルダーバッグ。シンプルな構成で、ルヴィドの素材感を気負わず楽しめるモデルです。
コーディネートを選ばず、男女問わず気軽に持ち歩けるところも魅力のひとつ。



リュック|軽さを極めたミニマル設計
本来、いろいろなパーツを繋ぎ合わせると重くなりがちなリュックを、左右マチから胴面まで一重構造にすることで、本革ながら比較的軽い仕上がりとなりました。
一方で機能性も損なわず、貴重品用の背胴ポケット、スマートフォンポケットなど、必要な収納を最小限のパーツで集約させています。こちらも生産数はわずかです。
【数量限定】2way縦型A4ショルダー|希少性の高い縦型モデル

縦型のシルエットが印象的な、2way仕様のショルダー。
斜めがけで両手があくスタイルだからこそ、ルヴィドのしなやかさを身体でより感じられます。
生産数は数量のみの限定モデルです。


削ぎ落とした先に残った、本革バッグのかたち

ルヴィドは、足すことで完成させるバッグではありません。
余計な構造や装飾を削ぎ落とし、「革そのものをどう持つか」という一点に向き合って設計されたシリーズです。
一枚革の景色、軽さ、しなやかさ。そのすべてが、日常の中で自然に使われるために整えられています。主張は強くないのに、使うほどに手放せなくなる。その感覚こそが、ルヴィドが目指した“道具としての完成形”です。
流行やトレンドではなく、構造、素材、軽さで選びたい方へ。
共に歩む一品を、ぜひ店頭やオンラインショップで手に取って確かめてみてください。
