「ドクターイエロー」と「江ノ電」。 鉄道モチーフのチャームが新登場

時間を忘れてゆったりと過ごす鉄道の旅。
エコフレンドリーな移動手段である鉄道は、
都市から町、村までを結び、
予期せぬ出会いや風景の発見に満ちています。

旅するバッグの傍らで揺れる愛らしい姿。
まるで夏の思い出をかたちにしたような。
なつかしさを感じられる鉄道をモチーフにした
ワクワクチャームができ上がりました。



ドクターイエロー ワクワクチャーム 11,000円(税込)

新幹線のお医者さん。
ドクターイエローT2編成

富士山や海、浜名湖……。さまざまな絶景を車窓から楽しめる東海道新幹線。その新幹線を陰で支えているのが、「新幹線のお医者さん」と呼ばれる、JR東海の試験車両、ドクターイエローです。
新幹線のさまざまな設備状況を走りながら計測する役割を担う姿は、日本の鉄道技術の高さを象徴するものといえます。


T2、T3、T4の3世代ショット(JR東海提供)


T2、T3の2ショット(JR東海提供)

ドクターイエローを見たことがあるという方は、幸運の持ち主ではないでしょうか。計測は、おおよそ10日に1度。運行ダイヤに沿って走る車両とは異なるため「見ると幸せになれる」ともいわれています。

ドクターイエローにも車体がいくつかありますが、今回モチーフにしたのは、通称0系モデルといわれる922形10番代T2編成(写真上の中央および、写真下の左の車体)。東海道新幹線の開業時から運行していた歴史のある車体です。
掲載の車両写真2点は、今回gentenのスタッフがJR東海に出向き、お借りしてきたフィルム画像です。現存していない車両のため資料も少なく、非常に貴重な資料なのだそうです。

何色もの小さな革のパーツを組み合わせた手の込んだつくりはgentenのチャームならでは。線路を走り、駅のホームへすべり込んできたかのような姿は、いつまでも色褪せることなく記憶に残ります。

先頭車両のノーズと呼ばれる部分は、どこか懐かしさを覚えるフォルム。白くてふっくらと丸みを帯びているのが922形T2編成の特徴です。近年のスタイリッシュなシルエットの新幹線も素敵ですが、922形T2編成にはまた違った魅力があります。

ワクワクチャームは、サブアイテムが2つ付いているのが定番ですが、ドクターイエローは設備の計測を担う車両ということで、サブアイテムの一つは線路。そして、東海道新幹線の拠点である名古屋の名物を……と発想して、ブランド地鶏の名古屋コーチンをおともにしています。




江ノ電 ワクワクチャーム 11,000円(税込)

祝・創業120周年。
現役で活躍する江ノ電300形

江ノ電の呼び名で親しまれている江ノ島電鉄の開業120周年を祝した新しいチャームもでき上がりました。江ノ電は、藤沢と鎌倉を結ぶローカルな電車で、観光名所が多いエリアを走る風情が詰まった車両です。

モチーフにしたのは、300形のモデル。車体がゆるやかな丸みを帯びた箱型で、車両内の床は木の板張り仕様。レトロ感あふれる人気の高い車両です。
デビューは、1956年から1968年にかけて。現役で活躍している車両のなかでもっとも歴史の古いモデルです。

今回モチーフにしている305号車は京王電鉄の台枠を流用し、車体は東横車両・台車は東急車両で新造されたという背景があり、古いものを再利用して作られています。

窓枠や車体の側面など、異なる色の革を何枚も重ねて仕立てているのが伝わるでしょうか。小さな革のパーツを組み合わせて仕立てる熟練の技が光ります。

海岸線を走る江ノ電の車窓から見えるのは、江ノ島や鎌倉の美しい景色。単なる交通手段ではなく、江ノ電に乗ることそのものが一つの体験になります。


ミモザ・ベーシック フラップ型リュック75,900円(税込)

美しい海岸に面した江ノ島電鉄の踏切は、下から仰ぎ見たときに赤いランプがハート型に見えるのが特徴で、チャームのサブアイテムの一つはこの踏切をモチーフにしました。
反対側で揺れるのは、かわいらしいヒトデ。海辺を走る路線ならではのサブアイテムです。


江ノ電300形と共に撮影したショット

革製のものにはなかなか出合えない鉄道モチーフのチャーム。
お気に入りのバッグに付けて、いつでも、どこまでも。
レトロなドクターイエローと江ノ電が、
あなたのささやかな楽しみになりますように。

店舗は9月上旬、オンラインショップは9月中旬より販売開始予定です。

2023年9月8日公開