自然が育んだ景色をそのままに。 個性際立つ、gentenのモラレスパイソン
不規則で独特なかたちと色彩。
性別を問わず、持つ人になじむのは自然の中で育まれた景色だから。
モラレスパイソンと一期一会の出会いを。
石垣模様をまとった
希少なエキゾチックレザー
「モラレスパイソン」
gentenがおつくりするパイソンシリーズの新作は、希少な素材として知られるモラレスパイソンのお財布です。
ヘビ革は、大きく分けて全長1ｍほどのスネークと2～4ｍ前後のパイソンからなり、モラレスパイソンは、主にアジア地域に生息するニシキヘビの皮を用いています。
モラレスパイソンは、ビルマニシキヘビやインドニシキヘビを加工した革で、皮質が丈夫なのが特徴のひとつ。沖縄ではその堅牢さを生かして三線の胴に貼る皮としても知られています。
パイソンにはダイヤモンドパイソン、モラレスパイソン、レッドパイソンなどの種類があり、日本国内での流通量が多く、ヘビ革として愛用されているのがダイヤモンドパイソンです。ダイヤモンドパイソンは、全身にダイヤ型の連続的な模様をまとっていますが、一方のモラレスパイソンは、石垣状の模様を不規則に覆っているのが特徴です。
白、グレー、こげ茶や黒。不調和な濃淡が全身をまとい、成長とともに大きく伸びた模様、小柄がゆえに細く繊細な模様など、一つひとつの形もユニーク。
その不規則さは自然の中で生命を育む生き物ならではの景色。
それだけで美しいのだから、過度につくろわずに、なるべく自然にそのままで。
個性が際立つ財布との出会いをお楽しみください。
丈夫、なのにふわふわ。
大胆な柄と機能性も魅力
パイソンレザーは、牛革などほかの革に比べて厚みが薄く、それでいて堅牢なのが魅力です。模様の個性から固そうなイメージがありますが、表面のさわり心地はふんわりとやわらか。また、お財布のサイズ感に対して大柄に描き出された天然模様はモラレスパイソンならでは。潔く、大胆で、アートビーズのような風情が感じられます。
上：長財布41,800円（税込）、下：Lファスナー長財布44,000円（税込）
長財布は、ボタンを開けてお札を出し入れできる型とファスナーを開けるとお札、小銭、カード類をひと目で見渡すことのできるLファスナー型の2型があります。中面は機能性を重視してポケットの数をなるべく多めにおつくりしています。
二つ折りタイプの財布は、小さめのポシェットバッグにもすっぽりと収まるコンパクトさ。小銭をファスナー付きポケットに収納できる型と、中面に小銭入れをお付けした型の2型があります。
二つ折り財布は、ボタンを開くとお札入れと小銭入れ、5枚分のカードポケット付き。お札入れは取り出しやすさを重視しています。
トカゲやヘビなどのgentenで使用しているエキゾチックレザーは、地元の貴重なたんぱく源として食されている副産物であり、使わなければ棄てられてしまう「皮」を「革」として命を吹き込んで活用しています。
余すところなく大切に、感謝の気持ちを込めて丁寧に。
独特の模様とリズム
ふれるたびに感じる
革心地
じっくりと、
そして心ゆくまで。
モラレスパイソンは、店舗は6月上旬、オンラインショップは6月中旬頃の販売開始を予定しています。
■お手入れについて■
特別なお手入れは必要なく、そのままの素材感をお愉しみください。
経年変化についてですが、使い込むごとにしっとりと手に馴染み、銀面（表面）の艶が増してゆきます。その表情の移り変わりもお愉しみください。
2023年6月2日公開