雨の時季も一緒に軽やかに。
バークバッグとあじさいチャーム

新緑の葉がたたえる雫が
空気に潤いを与える時季はもうすぐ。
天候を憂うことなく持てる心強いバッグと可憐なチャームで
梅雨のひと時を軽やかに。

愛され続けるゴート。
職人技で個性を引き出して

バークバッグの素材は、軽くて丈夫、雨染みにも強いゴート（山羊革）です。「革のバッグは初めて」という方でも手に取りやすい素材で、gentenでは、幅広い世代のお客さまに愛され続けています。

バークバッグは、そんなゴート（山羊革）に残るキズやシミもありのまま受け止めて仕立てました。バーク（Bark）とは「木の皮」のこと。二人の職人が革の端と端を持ち絞り加工を施してから、一枚一枚の風合いを見極めながら、手染めでもうひと手間。表情にさらなる奥行きを生み出しています。

カラーは、ベージュ、インディピンク、インディゴの3色。ナチュラル感がありながら、鮮度を感じさせる色合いが魅力。手しごとによる濃淡によって奥行きのある景色が広がり、ほかにはない個性を放ちます。

バークバッグは、素材の魅力を存分に生かしたシンプルな3型をおつくりしました。長く愛用できるベーシックな色とカタチ。余計な装飾を省いていることもあり、3型ともに革のバッグとは思えないほどの軽やかさです。

ワンショルダーバッグは、約幅34×高34cmにマチが約3cmとA4ファイルも入るサイズ感。背に2つ備えた大きなポケットが使い勝手良く、ポケット側を前に見せて持ってもアクセントになります。見た目の印象よりも軽量で、実際に手にすると、その軽さに驚かれる方が多いのではないでしょうか。

潔いほどにシンプルな巾着バッグは、ショルダーの通し方でスタイルが変わる2WAY仕様。
基本のスタイルは斜め掛けのボディバッグ仕様ですが、右下の革ループから紐を抜いて結び直すと、二本手のトートのように肩にかけてもお使いいただけます。サイズは約幅28×高32cmにマチが約2cmです。

ボディバッグとしてお使いいただくときのショルダーの長さは、結び目の位置で調整いただくものですが、もっと短くしたい場合、写真のようにループの上にもさらに一つ、結びコブを作ると、紐の先端が長くなり過ぎず、スッキリと仕上がります。

まるで大きなポケットを身に着けて歩くような軽快さ。ショルダーはホールレスの金具でフレキシブルに長さを調整できるので、身長や装いに合わせて楽しめます。約幅24×高22cmにマチが約2cmとコンパクトで、ちょっとしたおでかけや旅先でのサブバッグとしても活躍します。

バークバッグは、店舗は5月中旬頃、オンラインショップは5月下旬頃の販売開始を予定しています。

■バークバッグのお手入れについて■

ゴート（山羊革）は比較的摩擦に強く、キズやシミが付きにくいのが特徴です。その扱いやすさもゴート（山羊革）が人気を博している理由ではないでしょうか。お手入れの時間がなかなかとれないという忙しい方にこそおすすめの素材です。

乾燥が気になり出したら、クリームで保湿をしてあげて下さい。こすれやすい角の部分を中心に、その後、バッグ全体に馴染ませるようにすると良いです。革に保湿をすることでバッグが長持ちします。
濡れてしまった時は、やさしくタオル等で拭いた後、風通しの良い場所で陰干しして下さい。

いずれも下の革は経年を進めたものです。上左：インディゴ、上右：ベージュ、下左：インディピンク

色の経年変化についてですが、お使いいただくうちインディゴはグレーみを帯びてきます。ベージュとインディピンクは、ゆっくりと少しずつ色が深くなっていきます。こういった色の変化も天然素材の魅力としてお楽しみください。

季節が梅雨に向かい、そろそろ見頃を迎えるあじさい。あじさいは、小さな花が集まっていることから「家族」「団らん」などの意味を持ちます。また、洗練されたイメージから「寛容」「一途な愛情」という花言葉があります。

gentenでは、革のパーツを組み合わせて季節の花を象ったエヴァーチャームをおつくりしています。今年はあじさいが登場です。花びらのように見るのは、実は小さな花を囲むガクの部分。細かなところまで職人の技が光ります。

あじさいらしい大きな葉も、もちろん革で仕立てました。雨上がりにきらめく本物の葉のようです。

枯れることなく、いつまでも輝きを放つあじさいのエヴァーチャーム。ご自身用はもちろん、誕生日や記念日などの贈り物にも喜んでいただける一品です。
店舗は5月下旬頃、オンラインショップは5月末頃の販売開始を予定しています。

手しごとから生まれたものゆえのぬくもりと
手にするたびに深まる愛着。
長く愛用できるバークバッグとあじさいチャームが
晴れの日も雨の日もあなたと共に。

2023年5月19日公開