ありのままの馬革の風情をかたちに。
ノマディックホース

緑の草原を颯爽と駆ける馬のように。
軽やかに、しなやかに、逞しく。
馬革の躍動感を余すことなくたたえた、ノマディックホース。
共にゆく先は、あなた次第。


革をたたんだ袋仕立てで
ふわっとした魅力を宿して

デザインは、かちっとし過ぎずフォルムがやわらか。どのアイテムにも共通するのは、本体の構造やハンドルに袋仕立てを採用していることです。馬革が持つしなやかさや繊維の緻密さから生まれるコシの良さを生かした仕立てです。

目に映る縫い目は最小限に。革をカットした断面にあたる“コバ”を合わせる縫製を極力減らしてミニマムなフォルムを心がけました。

マチをつくるときは、できるだけ革をたたんで波のように寄せてひだをつくって。これらの細かな作りによって、手にしたときに感じる”ふわっ”とした軽やかさが宿ります。


丹念なピット鞣しで
躍動感を表現した馬革

ノマディックホースの素材は、ヨーロッパ原皮の馬革。鞣しからバッグの製造までを日本で仕上げています。
「皮」から「革」にする鞣しは、丹念に手間と時間をかけたピット鞣しを採用しました。タンニンの濃度が異なるいくつものピット槽(タンニン液で満たされた槽)に皮を繰り返し漬けることで、タンニンを染み込ませていく手法です。

仕上がるのは、自然の風合いが生きるワイルドさのある革。手にすると、ピット鞣しならではのバネやコシがしっかりと感じられます。運動量の多い馬の革はキズやシミが多いものですが、あるがままを生かして躍動感を表現しました。しなやかな軽さと、奥深い風合い。ありのままの風合いが唯一無二の魅力につながります。


①水濡れ直後(写真左) ②3分~5分後の水染み(写真右)


③30分以上経過した状態

水滴が付いてしまってもご安心を。手持ちのハンカチなどでさっと拭き取ると③の写真のようにシミも残りません。

堅牢さも、ノマディックホースの魅力。たっぷりのワックスとオイルを含んだ馬革は、水に強く、急な雨でも心配はいりません。水滴が付いてしまった場合は、乾いた布でさっと拭き取れば大丈夫。また、軽い爪キズなどは、やわらかな布でこすれば目立たなくなり、地艶が上がりやすくなります。



左からボンサック調リュック(マホガニー)75,900円(税込)B5ショルダーバッグ(オリーブ)55,000円(税込)トラベルボストン(マホガニー)198,000円(税込)オープントートバッグ(オリーブ)49,500円(税込)斜めがけショルダーバッグ(オリーブ)99,000円(税込)

幅広いシーンで活躍する
個性豊かな5型2色

タウンからトラベルシーンまで。多彩なシーンで活躍する5つのアイテムを揃えました。
カラーは、こっくりとしたマホガニーとシックなオリーブの2色をご用意。どちらも飽きが来ず長く愛用できる色味です。



オープントートバッグ(オリーブ)49,500円(税込)


モデル身長161cm

素材の魅力が際立つシンプルなオープントートバッグ。底面で革を寄せて縫い合わせ、ふっくらとしたフォルムに仕立てました。肩掛けできる長さのハンドルは幅広で、肩にも手のひらにもやさしく。マチが広がれば、見た目以上にたっぷりと物が入ります。



B5ショルダーバッグ(オリーブ)55,000円(税込)


モデル身長、左から161cm、170cm

両手が空いて身軽なお出掛けにぴったりのショルダーバッグ。すっきりとした薄型ながらマチが約6cmあるので見た目の印象よりも収納力はしっかり。ショルダーベルトの長さはフレキシブルに調整できて、男性にもおすすめです。



ボンサック調リュック(マホガニー)75,900円(税込)

モデル身長161cm

ボンサックとは、縦長の筒状バッグのことです。大きすぎず小さすぎない程よいサイズ感。背負っているときは口元がしっかり閉じますが、口元にひだを寄せた形状で開口部が広く物の出し入れが手軽です。ショルダー部分は、2本まとめて持つこともできます。



斜めがけショルダーバッグ(オリーブ)99,000円(税込)

モデル身長170cm

口元ファスナー仕様のショルダーバッグ。しなやかな革と半月型の形状が身体に添うようにフィットします。前面の端をところどころつまんでタックを寄せることでやわらかなフォルムに。性別を問わずお持ちいただけます。



トラベルボストン(マホガニー)198,000円(税込)


モデル身長170cm

たっぷりと贅沢に革を使ったトラベルボストン。2泊3日の旅行にも心強いサイズ感ですが、見た目の印象よりも軽いのは馬革ならでは。口元はファスナー仕様で、上辺から両側面の3辺にかけてファスナーを走らせることで開口部が大きく開くよう工夫しました。下げ持ちはもちろん、着脱できるショルダーベルトも付属していて2通りの持ち方ができます。




陽で目覚めたら、水を飲み草を食んで。
主を背に乗せ、たてがみをなびかせて草原を駆けめぐる。
晴れの日も雨の日も、共に時を重ねて。

馬と遊牧民との間柄は、共に家族のようなものでもあるといいます。
ノマディックホースがあなたにとって
かけがえのない存在となりますように。

■ノマディックホースのお手入れについて■

素材は、たっぷりのワックスとオイルを含んだ馬革です。使用頻度に応じて白化(チョークマーク)が付きますが、やわらかな布でこすると軽減して目立たなくなり、艶が上がりやすくなります。gentenの防水スプレーは使用不可、クリーム類は使用可。クリームを塗るとすぐに艶があがり濃色になります。

ノマディックホースは、店頭は4月下旬、オンラインは5月上旬の販売開始を予定しています。

2023年4月21日公開

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