詰め込むものも、付き合い方も自分次第。
「セルビッジトート」

激しい雨でも、いつかはあがる。
流れゆく雲間の先に、虹を見ることもある。
せわしなく過ぎる日々。ふとしたその時にでも、なるべく私らしく、自由でありたい。
まっさらなトートに詰め込むのは、必要なものだけ。変わらない思いだけ。
「セルビッジトート」とゆく先は、どんな場所でも自分だけのひととき。

ざっくりとした風合いと
確かな強度を持つ4号帆布

その手軽さからたくさんの人々に愛用され続けているさまざまな帆布のトートバッグ。
どこか無骨で、でも憎めない愛らしさがあって。
「セルビッジトート」は、その成り立ちが“顔”に現れているようなトートバッグです。
素材は、岡山県のシャトル織機で織り上げた厚手の4号帆布。そのままだとかなりゴワゴワした質感。厚みがあり耐久性に優れているので、デッキチェアやアウトドアグッズ、収納ボックスなどに使われてきました。

そのため「セルビッジトート」は、ひと手間かけて織り上がった帆布に洗いをかけてこなれた風合いに。生地の締まりは程よく残りながら身体馴染みの良い生地になります。

熟練の職人技が生み出す
オーセンティックなトートバッグ

帆布の聖地・岡山から東京の職人の手へと渡った帆布は、裁断から縫製へと進みます。

「セルビッジトート」はシンプルながら、洗いをかけた4号帆布という素材を選んでいるからこそ、つくるのに確かな技量を必要とするバッグです。

各部位の工程別に分業生産になっているのが一般的なバッグ作りの流れですが、「セルビッジトート」は、一人の職人が帆布の裁断から縫製、最後の仕上げまですべてを担当します。それは、誰もができるものではないためです。

幾重にも重ねて縫い合わせる側面の三角の部分は約1cmもの厚さに。ミシンをかけるのは容易なことではありません。

最も難度の高いマチ部分は、手の感覚でアタリを合わせ、さらにひと手間掛けて専用工具で折り癖をつけて馴染ませる。そして慎重にひと針ひと針。通常のバッグの何倍もの時間と手間をかけて仕立てています。

「セルビッジトート」のざっくりとした大らかさ、力強さは、このゆっくりと作られてゆく手しごとゆえのもの。もちろん、物入れとしての耐久性もしっかり確保。作りの仕様が裏も表もなく、そのままこのトートの顔をかたち作っています。


左から小(No. 43372-07)31,900円中(No. 43371-07)38,500円大(No. 43370-07)42,900円、(いずれも税込)
※画像の中サイズは、ロングショルダーハンドルを立ち上げ、付属のハンドグリップを外して撮影しています。

年齢や性別を問わず
幅広いシーンで活躍する3サイズ

仕上がった「セルビッジトート」は、“物を入れて運ぶ”という機能に立ち返り仕立てた小・中・大の3サイズをお作りしました。どちらのサイズにも、付属のヌメ革ハンドルグリップが付きます。お色は1色、キナリのみとなります。


左から小(No. 43372-07)、サイズ:約幅24、高27、奥行13。
中(No. 43371-07)、サイズ:約幅33、高30、奥行15。
大(No. 43370-07)、サイズ:約幅43、高36、奥行19。
モデル身長152cm

小は、ちょっとした街歩きにジャストなミニモデル。ボーイッシュなかわいさだけでなく、見た目以上にたっぷり容量を確保。

中は、A4サイズをカバーし、日常持ちにちょうど良いデイリーモデル。14インチノートPCケースごと、丸々収まるゆとりの寸法です。

大は、日帰り旅行をカバーする大容量のウィークエンドモデル。その開放感とオープントートならではの魅力が色濃く反映されたバッグです。

それぞれにシーンに合わせたサイズ、収納量のなかでバリエーションを選ぶことができます。


左から小(No. 43372-07)中(No. 43371-07)大(No. 43370-07)。モデル身長152cm

3型とも下げ持ちと肩掛けできる2ハンドルの仕様。たっぷり入るとはいえ、ついつい入れ過ぎると重くなる荷物。そんな時はショルダーハンドルを立ち上げ、肩持ちできるところも魅力です。
持ち手が本体の底面から伸びているため、型崩れしにくく重い荷物もしっかり受け止めます。

大(No. 43370-07)。サイズ:約幅43、高36、奥行19。モデル身長 左152cm、右170cm

両端を内側に入れるとシルエットが変わりコンパクトに。荷物に合わせて容量を変化させられます。大らかなシルエットそのままに持てば、頼もしい相棒のような存在感が。
スタイルを選ばないので、あなたらしいフィット感を見つけても。

どの型にも付属する革のハンドグリップ。
⼩(画像左)ショルダーにハンドルを使わない時は、内ポケットへ(No. 43372-07)

「セルビッジトート」は、ハンドルの汚れを防ぐレザーグリップが付けられています。手提げハンドル・肩掛け用ショルダーハンドルどちらにも留めることが可能です。小・中・大どのサイズにも付属されます。

また、どの型も肩掛け用ショルダーハンドルは内側のポケットに収納することができます。それぞれスマホやパスケース、鍵などを入れても安心感のある深さです。


肩掛けのロングショルダーを、内側ポケットへ折りたたんでしまわずに、あえてそのまま自然に外側へ出して持ってみると、リラックスしたムードのバランスが楽しめます。

また、ロングショルダーが外側にそのまま交差されていても、ある程度の荷物を出し入れすることができたり、オープントートのデメリットである、口前が極端に開き切らないための調整機能にも役立ってくれます。

大(No. 43370-07)に書類ケースやポーチ、スマホなどの荷物を入れたところ。ドリンクボトルや折り畳み傘などはポケットに立てて収納すると便利です。(写真左)

また、3型とも底面にも太番手の糸でステッチを入れて補強。型崩れを防ぐことにも役立っています。(写真右)

ゆく先が、なだらかな道であろうと。
⽔にじむ岩場であろうと。
多くを語らずとも、同じ道標を⽬指す盟友のように。
「セルビッジトート」があなたの良き相棒となりますように。

■「セルビッジトート」のお手入れについて■

帆布だけで仕立てており、付属のレザーグリップは取り外しできるので、汚れが気になる時には手洗いすることができます。愛用して洗ってを繰り返すことで風合いが増して、使う人だけのトートバッグへと育ってゆきます。
レザーグリップの素材は、じっくりとタンニンや脂分をくわえた牛革です。日々、手のひらで触れることで趣きある経年変化を見せます。防水スプレーはワックス成分を変化させて曇らせるため使用をお控えください。

「セルビッジトート」は店頭では販売中です。
オンラインショップの販売開始は6月中旬を予定しております。

2022年6月10日公開

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