自然派生ならではの優美な革と
手しごとの生み出す愛着

gentenの春夏スペシャルエディション、Disney Collection。
映画の世界から飛び出たようなミッキーとミニー。チャーミングな表情のプーさん。

愛らしいキャラクターたちと、長い時間を共に過ごしていただく為に。
素材やものづくりに妥協はできません。

gentenでは、使い捨てではなく、丁寧に作られたものを大切に使う、こわれたら修理をしてまた使う、愛着のある暮らしを提案しています。

十年後もあなたのそばに寄り添うバッグやお財布を目指して。
Disney collectionのものづくりの背景をご紹介します。


職人の確かな技術で
革を大切にしながら生み出した
Disney collection

左から順に
サスティナブルカットワーク限定ミッキーマウスショルダーバッグ(マルチ)52,800円(税込)
サスティナブルカットワーク 限定ミッキーマウス トートバッグ(マルチ)47,300円(税込)
サスティナブルカットワーク 限定ミッキーマウス トートバッグ(クロ)47,300円(税込)

gentenの「サスティナブルカットワーク」は大切な革をできるだけ余すことなく使いたいという思いから生まれたシリーズです。その為、小さな革のパーツを一枚一枚型抜きし、縫い合わせて作っています。非常に手間がかかり、繊細な技術が求められる作業です。




ワクワクチャーム 左からミッキーマウスミニーマウスドナルドダック 各12,100円(税込)
※ドナルドダックは4月上旬発売予定です。

縫い目がアクセントとなっている「チャーム」は、細かな縫製の技が光ります。
こちらも大切な革を余すことなく使いたいという想いから生まれました。

◆Disney collectionの商品の詳しいご紹介はこちら




上質なタンニンなめしの革で仕立てたバッグや小物たち。

作り手の手仕事の温もり、使い手が日々積み重ねてゆく温もり。
手から伝わる温もりが、革に新たな魅力を与えてゆきます。



天然素材に宿る
美と安らぎ

gentenの革のほとんどは、歴史深いイタリアの名門タンナーによってつくられたものです。

動物の皮は「なめす」という工程を経て、“革”に生まれ変わります。
gentenの革は、植物のタンニン(渋)を使う「タンニンなめし」という手法を用いています。1000年以上も昔から行われてきたこの手法は、自然の力と人の手でゆっくりと行います。長いものでは、なめしに1年もの月日を要することも。

これに対して、現代で多く行われている手法は、化学薬品を用いた「クロムなめし」。合理的に短時間でなめすことができ、大量生産に適した手法です。

gentenはコストや手間よりも、革の魅力を大切にしています。
「革本来の自然でのびやかなツヤ」や「経年変化の美しさ」はタンニンなめしにしか出せないものです。長くお使いいただくうちに革の内側からツヤがにじみ出て、色が1トーン、2トーン濃くなり、美しさが増してゆきます。

革だけでなく、金具や糸などのディティールがバッグの表情を決めます。
金具は昔から使われてきた、鉄や真鍮を使用。鉄は手作業で一つひとつ革巻きを施します。機械ではなく人の手でつくられているので、同じ形でもひとつずつ微妙に味わいが異なり、ぬくもりのあるパーツに。


真っ赤に溶けた真鍮をひとつひとつ型へと流し込みつくっています。最後の仕上げは手しごとで。


糸は、革の風合いに馴染む綿や麻といった天然素材を主に使用。革によって合わせる糸の素材や色、太さを細かく選んでいます。


アマーノなどに使われている麻糸は縫い始める前に蜜蝋と松脂で作られた天然素材のワックスを塗っています。このひと手間で、すべりが良くなり、糸の毛羽立ちを防ぐことができます。

gentenの使う素材の約90%は天然素材。
触れたときに心地よく、安らぎを感じるのは、やはり自然から生まれたものだからです。

そして、天然素材は廃棄する際、埋めても土に還り、燃やしても有害な物質を出しません。
自然の一部として、私たちにできること。
環境負荷の少ない素材を使うことで、作り手としての責任を果たしています。



愛着を生み出す
丁寧な手しごと

お客様の手元に届いたときに、愛着をうむ温もりが伝わるものを。
gentenでは、手しごととそこから生まれる温もりを大切にしています。

gentenのものづくりの一翼を担うのが、タイとカンボジアの自社工場。
タイ工場は設立から30年以上が経ち、20年以上働くスタッフも。熟練の職人技でものづくりの要を支えています。

タイは「手づくり大国」と呼ばれるように、手しごとの良さが伝統的に根付いている国です。
タイ工場の優れている点は、時間と情熱をかけた丁寧な手しごと。勤勉でまじめな国民性もあり、ひとつの作業にじっくりと時間をかけることを惜しみません。

コバ磨き、焼き捻、かがり、編みの革細工など……。バッグや財布など革小物を作る上で行う細かな作業。バッグや革小物をつくるには、これらの細やかな作業が必要ですが、タイの職人たちは、その一つひとつに丁寧に向き合います。

パーツによっては、ミシンではなく、職人による細かな手縫いで仕上げます。
「長く愛着をもって使って頂けるように。」職人たちが想いを込めて、gentenのバッグや財布は作られています。

時と共に、ツヤを増し、色や形を変え、変化してゆく革。
それはまるで、持ち主が積み重ねる日々を刻印するかのよう。

私だけのバッグや財布は、愛着と共に、用途を超えた“もの”以上の存在に。
gentenのものたちが、あなたにとって特別な存在となりますように。

2022年3月16日公開

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