【第7回】わたしのgenten<愛用品>
スタッフの語る、gentenらしさ

環境にやさしく、使う人にも心地よい、天然素材を選ぶ。
愛着を持って長く使っていただけるように、こだわって、丁寧につくる。
1999年の創業以来、環境に配慮したものづくりに取り組んできたgentenが大切にしてきたことです。

gentenで働くスタッフもまた、その想いに共鳴し、gentenのプロダクトに魅力を感じて、皆様にお届けしています。
今回、スタッフの愛用品とともに普段なかなかお伝えする機会のない、彼らのそれぞれのgentenへの想いを紐解いてみました。


革の奥深さを発見する場所が
私にとってのgenten

・genten上大岡店 店長 浅野
・愛用品:ソーロ トートバッグ小(20番色・グレー、愛用歴:1年7カ月)

―どこに惹かれて購入しましたか?
山羊革のやわらかい手触りと軽量なところ。
グレーの絶妙な色合い。小ぶりな形。

―どんなシーンで使用されていますか? 使っていて良いなと感じるポイントは?
主に通勤。しかも雨の日に持つことが多いです。gentenの山羊革は意外と水、雨に強いほうなのか、水染みがつきにくい。それを知ってからは断然雨の日に持つことが増えました。
持ち手は短めですが、肩に掛けられるので、ワンショルダーで格好良く持つことができます。そして小ぶりに見えて、なかなかの大容量というところも使用頻度が高くなるポイントです。

―この商品のgentenらしいなと思うポイントはどこですか?
革のしなやかさと経年変化。使っていくうちにどんどん色の深みが増し、私の場合、チャコールグレーのようになってきています。まだまだ成長段階ですが、これから先も楽しみです。
渋い色にツヤ感が足され、元の色と全く違った革になってゆく…ところ、gentenらしく面白いです。

―gentenの魅力はどんなところだと思いますか?
革本来、そのものが楽しめるところ。奥深く、エイジングなど成長が目で見られるところ。働いてみて…商品を通して革のことをたくさん知ることができた。まだまだ知らなかったことが発見できる場所だと思っています。皮=革の奥深さ、育てる面白さ、分からなかったことの発見が楽しく思います。



使い続けたい、
そう思えることが何よりの魅力

・熊谷八木橋店 店長 田中
・愛用品:タスカ(43番色・グレージュ、愛用歴:1年10カ月)

―どこに惹かれて購入しましたか?
通勤用にA4ぐらいのサイズのバッグが欲しいと思っていて、でもgentenのバッグは私には重く感じていました。ちょうどいいのがなかったところに、「タスカ」が入ってきて、これなら持てるかも!!っていうのがきっかけです。「バッファロー」の革の質感やデザインに女性らしさというより、メンズっぽいかっこよさを感じて、そこにも惹かれて購入しました。

―どんなシーンで使用されていますか? 使っていて良いなと感じるポイントは?
通勤用です。
キズが付きにくい!こまめにお手入れをする方ではないのですが、1年半以上使っていてもキズが全然付かないので、その点が良いなと思っています。
もう一点、ポケットの多さです。バッグの中で細かいものがみつからない、というストレスが解消されました。

―この商品のgentenらしいなと思うポイントはどこですか?
革のナチュラルな素材感を感じられるところや金具が見えないといった細かなこだわりにgentenらしさを感じます。

―gentenの魅力はどんなところだと思いますか?
私が初めてgentenを知ったのが18年前で、トスカのヌメ革に惹かれてお財布を購入しました。経年変化が楽しくて10年間使い続けました。その後、縁があってgentenで働かせていただいています。買ったその時だけでなく、使い続けたいと思わせる革だったり、古さを感じさせないデザインだったり、そんなところがgentenの魅力だと思います。



革との出会いは
いつも一期一会

・gentenパルコヤ上野店 店長 黒元
・愛用品:ミネルヴァ(チャ、愛用歴:5カ月)

―どこに惹かれて購入しましたか?
サイズ感と持ち手。入荷前から購入を決めていました。

―どんなシーンで使用されていますか? 使っていて良いなと感じるポイントは?
主に通勤で使用中。自分の使い方に革が馴染んでくれる感じ。重いものを入れても丸手なのでグリップ感が良いです。

―この商品のgentenらしいなと思うポイントはどこですか?
裏地なしのシンプルな作り。

―gentenの魅力はどんなところだと思いますか?
一期一会の革との出会い。



ライフスタイルの一部として
欠かせない存在

・genten吉祥寺店 店長 髙須
・愛用品:セミオーダー型トート(50番色・チャ、愛用歴:10年)

―どこに惹かれて購入しましたか?
当時、セミオーダー品として行っていた型の別バージョン。前胴部分がハゲハラコ、しかもイエローという組み合わせにひとめぼれ。

―どんなシーンで使用されていますか? 使っていて良いなと感じるポイントは?
秋冬シーズンで毎年使っています。オンオフ共に活躍。
ファスナー無しの為、さっと何でも入るのがお気に入り。

―この商品のgentenらしいなと思うポイントはどこですか?
ミネルヴァボックスの質感、シボの入り具合、ハゲハラコのパターンも一期一会。一つとして同じでなく毛足の長さ、つむじのうずまきなど他にないところ。自分だけのバッグになりました。

―gentenの魅力はどんなところだと思いますか?
長く使い込めるもの、手にした時の革の感覚が好きです。ライフスタイルの一部となってゆくところ。街でgenten製品を持った方々をお見かけすると“ツヤツヤに長く使って頂いているなあ~”と親心にも似た気持ちでうれしくなっています。



世界に一つだけ。
自分だけのバッグに育つ楽しみ

・genten銀座店 永田
・愛用品:アマーノ トートバッグS(53番色・ヌメベージュ、愛用歴:8年)

―どこに惹かれて購入しましたか?
gentenに入って初めて購入したバッグです。一からヌメ革を育ててみたいと思い、購入しました。

―どんなシーンで使用されていますか? 使っていて良いなと感じるポイントは?
購入後1年ぐらいは早く良い色にしたくて、ほぼ毎日通勤などで使用していました。ヌメベージュは革の成長がわかりやすく変化していくのが楽しかったです。自分のバッグになっていっているなと感じました。

―この商品のgentenらしいなと思うポイントはどこですか?
使い込むごとに風合いが増して、格好良くなるところ。
水濡れに弱かったり、キズがつきやすいことを承知の上で、あえて実験的に少し雑に扱っていたのですが、水拭きのお手入れやクリームを入れると、使い込んだ風合いが増して、さらに素敵になりました。

―gentenの魅力はどんなところだと思いますか?
最初に購入した時から、1年後、2年後…とどんどん変化して、その時々を楽しめます。また、使用される方によって、その過程も異なり個性が出てくる、ある意味、世界でたった一つのバッグになる面白さがあります。



手仕事や伝統の技が光る
gentenのプロダクト

・genten銀座店 店長/エリアマネージャー 肥田
・愛用品:本泥染めバッグ(クロ、愛用歴:2年)

―どこに惹かれて購入しましたか?
1本1本職人の手作業で丸く仕上げたバンブー(竹)のハンドルにひとめぼれしました。

―どんなシーンで使用されていますか? 使っていて良いなと感じるポイントは?
主に通勤で使用しています。ペットボトルやB5サイズのノートなど見た目より入るサイズ感となんとなく手に馴染んできたハンドルが気に入っています。

―この商品のgentenらしいなと思うポイントはどこですか?
大島紬の絹糸などを染めるのに使う泥染めを革に施しているところ。



お気に入りに出会えた時の笑顔。
gentenで働く喜びのひとつ

・genten tenotsutae市谷店 総支配人 能見
・愛用品:コノコト2WAYトートバッグ(愛用歴:5年6カ月)

―どこに惹かれて購入しましたか?
仕事(A4の入るサイズ)や休日に使えるサイズ感。
手提げ、斜め掛けのできる使い勝手の良さ。とにかく軽い。
使用時の気軽さ、お手入れの手軽さ。
表面に金具のないシンプルなデザイン。

―どんなシーンで使用されていますか? 使っていて良いなと感じるポイントは?
シンプルなデザインで、ビジネスシーンのスーツ服装時、カジュアルな服装時、どんなシーンにも活躍する大事な相棒。
書類やお財布などの取り出し時に、口元のマグネットをすんなり開けられる便利さが気に入っています。
キズが付いた時でも指の腹でこするとキズが目立ちづらいです。

―この商品のgentenらしいなと思うポイントはどこですか?
ネイビーがブラックに近いカラーに経年変化し、更に光沢が出てくるところ。ミネルヴァボックスの革の質感の良さ。
金具が表面になく、オンオフどんな服装にもマッチするシンプルなデザイン。

―gentenの魅力はどんなところだと思いますか?
使う度に身体に馴染む革の質感や、日に日に増してゆく光沢が魅力。
お客様がお気に入りの商品に出会えた時の、うれしさいっぱいの笑顔がいつも楽しみです。
お手入れ品やお修理品のお預かり時の責任感、出来上がりお渡し時のお客様の喜びのお言葉が自らの喜びで仕事への活力となっています。


革という自然の恵みを生かした、gentenのものづくり。
人間は自然とともにあるということを、次の時代につながる生き方を、これからも私たちらしいものづくりを通して伝えていければと思います。

◆過去ご紹介したgentenスタッフの愛用品はこちら

第1回 dan genten丸の内店長・小池編

第2回 銀座店店長・中村編

第3回 吉祥寺店店長・高須編

第4回 横浜元町店店長・星野編

第5回 わたしのgenten<愛用品>共に年を積み重ねてゆく、愉しみ

第6回 わたしのgenten<愛用品>小さな中に詰まった、愛着

エイジングギャラリー

2021年4月2日公開