【数量限定】
時を優雅に「ペッレミティーボ」
夜空に瞬く星々
空から舞い降りる雪の結晶
同じように見えるものでも、すべてに個性があります。
革も自然の摂理で生まれる景色の一つ。素材の持つやわらかな色彩と、同じものは2つとない表情が際立つ「ペッレミティーボ」ができ上がりました。
自然の姿を映したような
貴重なダイヤモンドパイソン
自然が描く色は、様々な作用で色と色が結びつき、重なり合ってはまた、新しい姿を見せます。
厳しい環境に耐える自然の姿は荘厳（そうごん）で美しく、感動すら覚えます。
季節の移ろいとともに自然はゆるやかに色を変えてゆき、また静かに新しい季節を受け止めます。そんな移ろう自然のその光景は、飽きることなくいつでも、私たちの心を動かします。
「ペッレミティーボ」は、革も自然の一部であるのだと、改めて思い至る存在感があります。
その名は、伊語で「有機的（mitivo）な革（pelle）」の意。しなやかなで個性的な模様を描くヘビ革を手にして、「袋状のバッグにしてみたら」と心が動き仕立てた新作です。
素材は、ヘビ革の中でもその貴重さゆえ、タイムレスな価値を誇るダイヤモンドパイソン。その名のとおり、ウロコの模様がダイヤモンド柄を描く美しい革です。マレーシア原産のものを日本で丁寧に仕上げました。
ヘビ革のバッグは、カチッとしているもの、という印象があるのではないでしょうか。でも、もともとは、とても薄くてしなやかな素材です。この魅力を存分に生かした、ヘビ革だからこそつくれるバッグを目指しました。
胸が高鳴る有機的なシルエット。
つくりは「用の美」を大切に
革をたっぷりと贅沢に使ってドレープを寄せ、シルエットはどこまでも有機的に。表面に余計な加工を施していない革は、まるで“素肌”のよう。素上げゆえにしっとりとやわらかで自然のままの表情が楽しめます。
バッグは使うものだからこそ、つくりは用に即した美、すなわち「用の美」を大切にしました。
口元は、ドクターズバッグに着想を得た形で大きく開き、物の出し入れが手軽です。昔ながらの仕様ですが、金具の枠（わく）を使わず、選び抜かれた革を積層し縫製する、日本の職人技術を活かした手仕事で仕上げました。
開閉には、ファスナーにはない、上品な所作が漂います。 宿した佇まいに気品は、そういった職人の細やかな心配りにあります。
内装には、再生ペットボトルから作られた人工スエードを採用しています。天然のスエードを思わせる質感がありながら、色落ちすることのない心強い素材です。
メインコンパートメントの両サイドにポケットを配した両あおりタイプ。
小さいサイズバッグも同仕様です。
マグネットで容易に開閉でき、そのマグネットは革巻きを施し、革の表情を大切に。 持ち手は、世界トップクラスの柔らかな風合いが持ち味の、日本のタンナーのクロムフリーレザーを選びました。
本体の革と持ち手の革、持ち手のサイドを包む革、そして縫い糸。ぬくもりある白とベージュ、やわらかな茶で構成していて、それらが一つとなり美しい景色が生まれます。バッグをお使いの時に意識することはないかもしれませんが、こんな一つひとつの積み重ねがバッグの「美しさ」につながっているのかもしれません。
気負うことなく、心のゆとりと共に。
存在感が際立つ2サイズをご用意
でき上がったのは、大きさの異なる2型のバッグです。どちらも限られた数のみのご用意となり、取り扱い店舗も限られますのでご承知おきください。
大きなサイズの方は、手にするだけで装いに品格を添える存在感があります。持ち手とショルダーベルト付きの2WAYタイプ。
ショルダーを外したときに、本体から金具が見えないさりげない配慮も。
ショルダーベルトは取り外しができますので、ハンドバッグとしてもショルダーバッグとしてもお使いいただけます。
小さなサイズの方は、集いのシーンやあらたまった席にも相応しい佇まい。
持ち手のないショルダーバッグで、ショルダーベルトを取り外せばクラッチバッグとしてもお使いいただけます。
フォーマルなスタイルだけでなく、デニムなどのカジュアルな装いに合わせれば、大人の女性ならではの優美さを演出できます。
ずっと触れていたくなるような魅惑的な表情を持つ「ペッレミティーボ」。革は自然の一部であり、唯一無二の存在であると語りかけるようなバッグです。そんな革そのものの魅力を湛える「ペッレミティーボ」と共に時を過ごしてみてはいかがでしょうか。
■ペッレミティーボのお手入れについて■
特別なお手入れは必要なく、そのままの素材感をお楽しみください。
雨や雪などの季節には、防水スプレーをかけておくと安心してお使いいただけます。
経年変化についてですが、少しずつ黄色味があがってきて銀面（表面）の艶が増してゆきます。その表情の移り変わりもお楽しみください。
2021年1月22日公開