みんなの、明日へと続く。
今日のわたしと、「ポルターレ」

どこか、遠く離れた国での出来事。
そして、今日もどこかで起きている、環境問題。

わたしたちの暮らしが、遠い先でつながってゆく世界や、
その生き方で、左右されてゆく地球のこれからを思ってみる。

一人ひとりのちいさな思いが、いつかは大きな希望の束になり、
環境も人もいたわれる糧になれるように。

今日も忘れずに「ポルターレ」をしのばせて。
今からわたしたちにできる、身近な思いやりから、少しずつ。

私たちの直面している、プラスチックごみの処理や海洋の汚染の問題。
それらを受け、すでに世界の60カ国以上で、レジ袋に対して使用禁止や有料化などの規制が行われてきました(※1)。ここ日本でもレジ袋の有料化をきっかけに、エコバッグを手にする方が増えているのを感じます。

日々のお買い物で、繰り返し使われるエコバッグ。
単に機能的、コンパクトなだけではなく、普段からいつも使っていたいくらいの素敵さを込めて。
gentenらしい仕上げでかたちにした「ポルターレ」のこだわりどころをご紹介します。

※1 参考:環境省、経済産業省「レジ袋チャレンジ どうしてレジ袋を有料化するの?」より



価格は11,000円(税込)です。

毎日、使うのが楽しみになる
そんなエコバッグを目指して

機能性を重視して買ったエコバッグ。かさばらずに持てる反面、広げたときの生地の素材の質感が気になったり、手触りが馴染めなかったり。そのうち、何となく使わなくなってしまったり。

せっかくエコバッグを手にしても、使い続けなければ、環境にとってはあまり意味がありません。UNEP(国連環境計画)の調査によると、綿製のエコバッグは50回以上使用しないと、一般的なレジ袋1枚を使い捨てる場合に比べて、環境負荷が高くなってしまうそうです(※2)。

素材や製造過程などの条件によっても環境負荷は異なりますが、一回でも多く、買い物の際になるべくエコバッグを使うことが、環境へのやさしさへとつながります。
使い続けていただくためには、機能的で丈夫なことはもちろん、持った時に自分の装いに馴染むかどうかもやっぱり大切なところ。

gentenでは、機能的でありながら、佇まいの美しさを感じるバッグを目指しました。

要となる素材には、天然素材である麻と綿を使用しています。綿だけでなく、麻を混紡することで、ほどよい張り感とコシが出て、潔い印象に。手に触れた時に、天然素材ならではの心地よさを感じます。
素材を生かし、形は極めてシンプルに、原始的な袋のようなさらりとした形です。余計なものをなくすことで、ものの出し入れがしやすくなっています。

生地は、衣類で使われるような高密度な織物を使用しています。その生地を丁寧に職人が縫製することで、薄い生地でありながら、丈夫に。荷物をたくさん入れても安心してお持ちいただけます。

生地も縫製もすべて日本の職人が手掛けており、しっかりとしたつくりです。ラフでありながらも、上質さを感じるバッグに仕上げました。

※2 参考: 環境省、経済産業省「レジ袋チャレンジ みんなの疑問に答えます」のQ.3より。
元データはUNEP「Single-use plastic bags and their alternatives」(2020年3月)。



毎日使うものだからこそ
使い勝手の良さを

携帯のしやすさを考えると、コンパクトに折りたためることは欠かせません。しかし、コンパクトであるが故に、折りたたみにくく、使う度に少々煩わしさを感じるものも多くあります。

「ほどよく小ぶりにたためたら。……でも、たたむ所作も、ほどよく簡便に」
gentenらしい折りたたみバッグをかたちにするため、作り手が思い描いたのは、“心地よい手間暇”。まるで、どこか懐かしいような、雨合羽のような親しみやすさ。


たたみ手順がわりと少ないので覚えやすく、丁寧にものを扱うことで愛着感も深まります。
折りたたみ方はこちらよりご覧ください。

お買い上げの際には以下の説明書を付属いたしますので、そちらでもご確認いただけます。



畳むと小振りなトートバッグにもすっぽりと収まります。

広げると2リットルのペットボトルがすっぽり収まる高さで、マチも広く、十分な収納力があります。




素朴な色合いが
暮らしに馴染む

カラーは「カーキ」と「カラシ」の2色。手ぬぐいに使われる昔ながらの染めの技法で、自然の息吹を感じるような、ざっくりとした風合いに。綿麻ならではのフシ、織りムラ、染めムラに個体差の魅力が宿ります。年齢、性別を問わず、どなたにでも使っていただきやすい色味です。

アクセントとして、開口部にあしらった紐には、gentenらしい革のモチーフを。この革はバッグを作るときに出る端材を活用しています。資源を無駄にしない工夫が細かなところにも表れています。

エコバッグをはじめ、一人ひとりの小さな取り組みが資源の無駄を減らし、世界や地球の良い未来へとつながってゆきます。

自分の身の回りの小さなことから、地球の未来を考える。
そのきっかけのひとつとして、ポルターレをお役立てください。

■ポルターレのお手入れ■

汚れが気になるときは、革部分を取り外し、手洗いするか、洗濯機の手洗いモードやおしゃれ着モードなど、弱水流のコースを選んで洗いましょう。洗濯した後は、手で形を整えて、天日干しでの乾燥をおすすめします。タンブラー乾燥は、縮みや型崩れの原因になるので避けてください。移染の防止のため、薄い色や濃い色のものとは分けて洗濯してください。
生地はムラ感のある色味が特長ですが、洗うことでムラや色あせが増してゆきます。洗いざらしの風合いとしてお楽しみください。
革部分は牛革です。革部分はデリケートクリームやコンディショニングクリームなどクリーム類をご使用いただけます。
生地も革部分も水染みが気になる場合には、防水スプレーをお使いいただけます。洗濯した場合には防水効果は薄れますので、再度ご使用ください。

ポルターレは店頭では販売中、オンラインショップでの販売開始は来週末を予定しています。

2020年12月18日公開

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