【2020春夏】夏気分を高める新作が登場

そろそろ暖かな季節の装いが気になるシーズン。gentenでは、ラフィアとウッドビーズという夏の陽射しに映える2つの素材で夏のおでかけにぴったりのバッグを作りました。

新しい季節の到来が待ち遠しい
ラフィア素材の「アウストロ」

まずご紹介するのは、マダガスカル産のラフィアで編んだ「アウストロ」です。天然素材であるラフィアは、ラフィア椰子の葉を乾燥させたもの。なかでもマダガスカル産のラフィアは質が高いことで知られ、プリミティブな素材でありながら上品さがあります。また、軽やかで柔軟性があり、その上、丈夫であることも魅力の一つです。

「アウストロ」は、職人が一点一点、手編みで仕上げています。
通常の編み方であれば、写真右側の四角いサンプルのように少し単調なイメージの編み柄になります。そこで、区切り部分の鎖編みを表側に出して編んでもらったのが写真の左側のものです。とても細かなことではあるのですが、編み柄がより繊細に際立って見えるようになります。

手仕事でつくったからこそ、編みのピッチやバッグの大きさに少しずつ違いがあります。一点一点異なるバッグとの一期一会をお楽しみください。

トートバッグ（ナチュラル）価格は39,600円（税込）です。

さっと目隠しできる
麻×綿のフラップ付き

カラーは、ナチュラルと紅茶染めの2色をご用意しています。

ミニトート（紅茶染め）価格は35,200円（税込）です。

紅茶染めのラフィアのバッグは昨年から登場しているのですが、今年は、ほんのり赤みがかった愛らしいレンガ色に染めました。ニュアンスがあり装いのアクセントになる色なので、ぜひご注目ください。

「アウストロ」は口元の仕様にもひと工夫しています。かごバッグを使う時、中が見えないように、ストールや大判のハンカチなどをのせる方が多いかと思います。その代わりになるような麻×綿素材の少し大きめのフラップを付けました。
革の差し込みベルトで留める仕様で、たとえば風がある日の海辺などで使う時には、さっと閉められて砂がバッグに入ってしまう心配がやわらぎます。

ハンドルは、gentenらしく上質な革を合わせています。一見すると分かりにくいのですが、4枚の革を丁寧に合わせて編み込んだ贅沢なつくりです。

革紐の中央部分に入れた切り込みに革紐を通すという技法を繰り返し編んだ後、丁寧に磨きをかけています。手にした時、手仕事のぬくもりを感じていただけると思います。

帽子 価格は14,300円（税込）です。

極細のラフィアで編んだ
仕立ての良い帽子

バッグとおそろいのラフィアを使った帽子もご用意しています。こちらも職人による手編みなのですが、バッグよりもさらに細い繊維を使って編み込み、繊細なデザインとなっています。

柔軟性があり丈夫な素材だからこそ、さっと折りたたんでバッグの中に忍ばせることもできます。日差しの気になるこれからの時期におでかけのお供として活躍すること間違いなしです。
※帽子はオンラインショップでの展開はありません。ぜひ店頭でご覧ください。

■アウストロのお手入れについて■

ラフィアは樹脂を含む素材のため、使ううち次第に艶が出て色が濃くなりエイジングが楽しめます。お手入れは、ブラシでホコリを払うだけで問題ありません。また、防水スプレーをお使いになれば、外出先や旅先などで天候を気にせずご使用になれます。
ハンドルの革は、内部に天然のオイルをたっぷりと含んでいるので、使い始めはやわらかい布で乾拭きして、休ませるだけのシンプルなケアでも十分です。gentenのデリケートクリームやコンディショニングクリームは使用可能。使ううち乾燥が気になる場合はお使いください。

50点のみの数量限定品。
アクセサリーのような「フィアーバ」

次にご紹介するのは、アクセサリー感覚で楽しめる「フィアーバ」です。おとぎ話に登場するようなルックスから、イタリア語でおとぎ話を意味する「フィアーバ」と名付けました。

価格は25,300円（税込）です。

春夏にぴったりの軽やかな印象のウッドビーズ。職人が、蝋引きした糸でウッドビーズを一つひとつ手編みしています。キリっとした革のハンドルが印象を引き締めて甘すぎない仕上がりです。

革のハンドルは本体部分に一枚革のストリングをリボンのように交互に通し、アクセントにしています。革部分は、「genten tenotsutae -手の伝え- 市谷」に併設する工房の職人の手によるもの。

ステッチも手仕事で丹念にひと針ひと針縫いました。

お手持ちのポーチや小振りの巾着などとの組み合わせが楽しめるよう、あえて内装の布などは付けずに仕上げています。カジュアルな装いにはもちろん、エスニックなテイストとも合います。

最後になりましたが、「フィアーバ」は50点のみの数量限定品で、販売する店舗が限られます。お手数ですが、お買い求めの際はオンラインショップをご利用いただくか、店舗にご確認いただきますようお願いいたします。

■フィアーバのお手入れについて■

ウッドビーズは天然素材のため、木の節部分などが表面に表れているものもあります。表面にはコーティングを施してあり、大きな経年変化は見られません。大切にお使いいただくことで美しい状態が保てるかと思います。
防水スプレーをお使いになると、水染みだけでなく汚れの防止にもつながります。

2020年4月3日公開