【2020春夏】上質な帆布×ミネルバボックスの「コウ」

今年も帆布のバッグをご紹介する季節がやってきました。シリーズ名の「コウ」は漢字にすると「縞」。東京、青梅の伝統的な縞模様をベースにgentenオリジナルの柄を製作しました。メンズラインdan gentenの新作ながら、性別を問わず幅広いシーンで活躍するトートバッグです。


シャトル織機で織り上げた
倉敷市児島の帆布

コウは、帆布に牛革を合わせたトートバッグです。綿糸を撚り合わせた糸で織り上げた帆布は、古代エジプトで船の帆として使われたのが始まりといわれる丈夫な織物です。

実際に使用されているシャトル織機。

帆布は、名産地として知られる岡山県の倉敷市児島のものです。現在では貴重となっている旧式のシャトル織機を使い、熟練した職人が丁寧に織り上げました。織るスピードの遅いシャトル織機をあえて使う理由は、その風合い。ゆっくりと丁寧に織ることで、ふっくらとした温かみのある質感が生まれます。


各色共通でバッグの本体に使用しているアイボリーの帆布。

高密度なしっかりとした帆布を贅沢に使用していますが、決して重くはありません。頼れる堅牢さがありながらも軽やかな仕上がりです。


価格は42,900円(税込)です。

カラーは3色で、写真左は縞柄、右はアイボリーです。なお、写真にはありませんがネイビーもご用意しています。




伝統の青梅縞に
インスピレーションを受けて

縞柄は、東京の青梅地域で受け継がれてきた織物である「青梅縞」にインスピレーションを受けたものです。さまざまな縞のパターンを組み合わせることで、どこかオリエンタルな風情がありながらも、軽快でスポーティに。装いのアクセントにもなる存在です。


どのカラーも外ポケットは全部で5つあり、前面に2つ、側面に2つ、背面に1つ備えています。これは、工具を入れるツールバッグをヒントにしたもの。幅や深さを変えてあるので、入れるものに合わせてフレキシブルにポケットが選べます。


たとえば側面のポケットは、コンパクトなノートやドリンクボトルを入れるのにぴったり。前面の小さなポケットはスマホ、背面の大きなポケットはA4ファイルが入るサイズ感です。
バッグ全体のサイズは、横幅が約36cm、マチが約18cmあるので収納力も申し分なし。幅広いシーンで使えて、小旅行でも活躍するバッグです。

コウは、なんと裏返しても使えるリバーシブル仕様です。その日の持ち物や服装に合わせて楽しめますので、どんなふうに表情が変わるのかご覧ください。


まずは表側。大小のポケットが心地よいリズムを生んで、デザイン性と実用性を兼ね備えた仕上がりです。


裏返してみると、ご覧のとおり。よりスクエアなフォルムになり、革で仕立てたおおぶりのポケットがアクセントになって雰囲気が一変します。周囲に配した5つのポケットが内ポケットに変身するので、財布やパスケース、本などを仕分けしながら収納できます。実際に使ってみると、予想以上の使い勝手の良さに驚かれると思います。




バケッタ製法で鞣した
ミネルバボックスを贅沢に使用

gentenらしく、職人の手仕事による革を随所に使っているのも特徴です。素材は、gentenではお馴染みのミネルバボックス。イタリアのフィレンツェ郊外の名門タンナーで受け継がれているバケッタ製法を用いて鞣された上質なレザーです。

男性でも肩掛けできる長さの持ち手は、4枚のミネルバボックスを手縫いで重ねて剛健な仕上がりにこだわりました。ハンドステッチがぬくもりを感じさせます。


とても細かな部分ではありますが、擦れやすい角の補強革も、贅沢にミネルバボックスを採用しています。ミネルバボックスは、使っていくうちに表面にオイルが現れ、透明感のある経年変化が楽しめるのも大きな魅力です。

gentenならではの上質な革のエイジングも味わえる帆布のバッグ。季節や性別を問わず重宝するコウをワードローブに迎えてみてはいかがですか。

■コウのお手入れについて■

本体の帆布には、防水スプレーの使用をおすすめします。なお、使用中に付いた軽い黒ずみであれば、早いうちに消しゴムでこすると落とせる場合がほとんどですので、汚れが気になる時はお試しください。

付属革は、上質でありながら扱いやすさにも定評があるミネルバボックスです。使い始めのお手入れは、布で乾拭きするだけで問題ありません。お使いになるうち乾燥が気になるようでしたら、gentenのデリケートクリームやコンディショニングクリームを使用することで、より長くご愛用いただけます。


2020年2月28日公開

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