【2020新春】大人のためのニューベーシック「ピオニエーレ」

イタリア語で“開拓者”を意味する「ピオニエーレ」。男性ものバッグのルーツといえる軍用や狩猟用のテイストを盛り込んだ4型ができ上がりました。単なるオールドスタイルではなく、ニューベーシックとして提案する大人のためのシリーズです。




ミリタリーの骨太感が漂う

オールレザーのリュック

まずご紹介するのは、1940年代の軍用バッグから着想を得たオールレザー仕上げのリュックです。素材は、国内有数のタンナーで鞣したステア(生後2年以上の雄牛革)。触れるとふっくらとやわらかで使うごとに馴染んでいき、革らしいドレープ感を存分に味わえる素材です。通勤バッグとしてはもちろんですが、十分な容量があるので、小旅行の相棒としても頼りになるリュックです。



本体の口元は、ループできゅっと締める巾着タイプ。防犯性に優れているのはもちろん、センターに入れたスリットの効果もあり、開口部が大きく開き物の出し入れが手軽です。
なお、上の写真はサンプル品のためフラップをベルトで開閉していますが、市販品はホックボタンで手軽に開閉できる仕様です。




本体のサイド部分には、中に直接アクセスできるファスナーを付けました。財布などをさっと取り出したい時に重宝します。




ショルダーやベルトといった付属革には、イタリア産のダブルショルダー(牛の肩にあたる部位)を贅沢に使用しています。ハードな質感があり耐久性は申し分なし。繊維が緻密で整っている革で、品の良い経年変化が楽しめるのも魅力です。

「素材もデザインも長く愛用できるものを」。そんな声に応えるオーセンティックな魅力に満ちたリュックです。




日常使いに相応しい
レザー×帆布の3型

レザー×帆布という組み合わせで、サコッシュとショルダーバッグ、ミニショルダーバッグの3型もご用意しています。

帆布は、昔ながらの織機(しょっき)で織り上げた撚り杢帆布です。戦前から厚物帆布を織り続けている倉敷・児島の機屋さんにオーダーして、確かな品質の生地を仕上げてもらいました。



“ソルト&ペッパー”とも呼ばれる霜降り柄の帆布は、ハリとコシのある風合いです。使い始めは少し硬く感じるかもしれませんが、使い込むうちに柔らかくなり、身体に自然と沿うように馴染んでいきます。また、霜降り柄だからこそ、少しの汚れであれば目立ちにくいのは大きな利点です。




サコッシュは、元来スポーティなアイテムだからこそ、大人に似合う一品はなかなか見つからないものです。「ピオニエーレ」は、レザー×帆布という組み合わせで、オーセンティックなデザイン。さっと身に付けるだけでコーディネートに品の良さがプラスされます。
サイズは、幅約33cm×高さ約23cmとA4サイズよりも少し大きいくらいなので、長財布や手帳も無理なく収納できます。




サコッシュの背面には大きなポケット付き。ショルダーベルトは、表面が牛革、裏側がコットンテープで異素材を合わせた仕様です。そのしなやかさは、手にすると驚くほど。身体に無理なく沿うように付ける角度を工夫していますので、動きに合わせて柔軟に変化します。




フラップは、軍用や狩猟用のバッグと同じように、角部分を立体的に仕上げた、丁寧なつくりです。




ショルダーバッグは前面に大振りのポケットを配したデザイン。タウンカジュアルと相性が良いのはもちろん、A4サイズの書類も入れられるので、通勤バッグとしても活躍します。両手が空くので、自転車での移動時にもおすすめです。




開閉はベルトを操作することなくホックボタンで手軽に。リュックを含めた4型共通の仕様です。




ミニショルダーバッグは、女性が使っても違和感のないサイズです。

ボックス型の本体に三角形のフラップを付けてあり、高さが約24.5cmの縦型なので長財布を入れてもすっきり。必要最小限のものだけを身に付けたい休日のタウン持ちや旅先でのサブバッグとして重宝します。



■ピオニエーレのお手入れについて■

革の使い始めのお手入れは、布で乾拭きするだけで問題ありません。お使いになるうち乾燥が気になるようでしたら、gentenのデリケートクリームやコンディショニングクリームを使用することで、より長くご愛用いただけます。

帆布は軽い撥水性がありますが、防水スプレーの使用をおすすめします。なお、使用中に付いた軽い黒ずみであれば、早いうちに消しゴムでこすると落とせる場合がほとんどですので、汚れが気になる時はお試しください。




2020年1月24日公開

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