杏をモチーフにした特別な記念すべきカットワーク

gentenのシンボルともいえるカットワークシリーズ。ブランド創設20周年を記念して、この夏、自然の生命力を吹き込んだ「杏カットワーク」ができあがりました。


イメージソースは
冷涼な地でたわわに実る「杏」

カットワークは、ブランド初期から不動の人気シリーズです。きっと、「gentenといえばカットワーク」と思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。これまで新たな図案を発表していますが、大きな節目となる今年、杏(あんず)をイメージソースに新作をつくりました。

冷涼な環境を好む杏は、genten創始者の故郷である長野県の特産です。6~7月に短い旬を迎え、一つの枝にオレンジ色の実をたくさん付けます。その様子は、鈴生りという言葉がぴったりくるほど。たわわに実る姿は、自然の生命力の強さ、種をつないでいくことの大切さを感じさせます。
さらに杏は食用のみならず、漢方にも用いられています。その有用さから中国故事では良医を杏林と呼ぶのだそうです。



基本の図案をつなげて
それぞれに合ったデザインに

では、ラインナップをご紹介します。バッグは、ポシェット、手提げバッグ、トートバッグの3型をご用意しました。


斜め掛けできるポシェット。内側にはファスナーポケット付きです。


手提げバッグはカジュアルにも上品にも。トップページの写真で持っているのもこの手提げバッグです。


スクエア型のトートバッグ。杏モチーフの繊細な柄の連なりが涼し気な印象を与えてくれます。


バッグは、定番のヌメベージュと、新色のオレンジの2色展開。

3型いずれも巾着型のインナーバッグ付きです。取り外しができるので、インナーバッグをほかのバッグに移し替えて使うこともできます。また、開口部はループでキュッと締められますが、ループエンドにもgentenらしい隠し味をプラス。職人が一つずつハンドステッチで縫い留めた、杏の実がモチーフの革飾りを付けました。





小物4型は、杏の成長をイメージした
これまでにないカラーバリエーション

小物は、ミニ財布、二つ折り財布、ラウンド長財布、モバイルショルダーの4型。オレンジとイエローというこれまでにないカラーで、杏が成長し変化していく色をナチュラルに表現しました。

今回の基本の図柄は、二つ折り財布を見ていただくと杏をモチーフにしていることが分かりやすいかと思います。一つの枝に杏がたわわに実る様子が伝わるでしょうか。この図柄をつなげていき、小物やバッグそれぞれに相応しいデザインに仕上げています。



コンパクトながらカードもお札も小銭も入る二つ折り財布。



ポケットに無理なく入るミニ財布。身軽なおでかけのおともにぴったり。



豊富なカードポケットを備えて頼れる収納力があるラウンド長財布。



モバイルショルダーは使い方いろいろ。シンプルな装いのアクセントにもなります。(モバイルショルダーの内側の巾着は取り出せません)




曲線のやわらかさを受け止める
バケッタ製法のミネルバボックス

杏が織りなす曲線のやわらかさを受け止める素材として選んだのは、gentenではお馴染みのミネルバボックスです。伝統的なバケッタ製法で仕上げた革は、使うことでしなやかになり、色濃く変化していきます。その表情豊かなエイジングもお楽しみください。

■杏カットワークのお手入れについて■

天然の脂をたっぷりと含んだミネルバボックスのお手入れは、やわらかい布で乾拭きするだけとシンプルです。使用する布は、繊維の凹凸が少なく目の細かい綿100%がおすすめ。着古したTシャツでも構いません。乾燥してきたと感じたらクリームで保湿をしてください。

杏カットワークは、6月28日(金)より直営店、百貨店各店、オンラインショップで販売予定。

オンラインショップはこちら