このテディベアは…!? わたしのgenten<愛用品>

gentenスタッフが実際に愛用しているバッグや革小物を通して、エイジング(経年変化)を重ねるほどに深まる味わいの魅力をお伝えしていく「わたしのgenten<愛用品>」。今回は吉祥寺店の店長・高須が登場。オーダーバッグやパイソンの財布に加え、ブランド初期からのスタッフならではの“とっておき”も披露します。


“育て中”の一枚革オーダーバッグ。
百貨店展開セミオーダーの前身も。

店舗スタッフから「店長がブログを始めたら1カ月毎日、自分のgentenアイテムの話ができますね」と声を掛けられて、「1カ月じゃ足りません!」と笑う高須店長。社歴約17年で、gentenコレクションも豊富と社内でも評判です。

「初期の珍しいものももちろんあるけれど、前回(わたしのgenten<愛用品> 第2回)中村店長がいろいろ出していたから、私はちょっと方向性の違うものを持ってきました」と、まず見せてくれたのが上の写真のバッグ2型。


「このオレンジのバッグは、今“育て中”のコ。半年前にフルオーダーしたもので、だいぶつやが出て、やわらかくなってきました。底と背で接いでいて、持ち手とショルダーまで一枚革で作られています。gentenのフルオーダー企画だったんですが、吉祥寺店のお客さまでネイビーをオーダーされる方がいらして、私も!と。オレンジ色は別注でしたが(笑)」


「こちらの赤は3~4年モノ。2015年のイベントで行ったカスタムオーダーのバッグで、【A4が入るトート】【持ち手とショルダーの2way】というスタイルは、現在のカスタムオーダーサービス“Conocoto”の前身にあたります。ワサッと荷物が入るので、主には仕事で使っていますが、プライベートでも使いやすいです。斜め掛けもできるし。革がクッタリとしてきたので、クラッチバッグ持ちをするのも気に入っています」


 



スタッフの間でも人気の高いパイソン。
このエイジングをぜひ見てください。

高須店長が次に、「意外と皆さん、見たことないのでは?」と出してくれたのが、エイジング(経年変化)したパイソンのファスナー長財布、パスケース、小銭入れ。

すごい! つやつやです! いつも店頭で見ている“gentenのパイソン”とは印象が違うほど。エナメル加工を施していない素上げのgentenのパイソンが、ここまでつややかになるとは! 「パイソンのほうがエイジング(経年変化)の美しさがわかりやすいかもしれませんね」と、高須店長。

「パイソンは、gentenスタッフの間でも人気が高いんです。私もここに持ってきた3つのほかに、まだ新品も含めていくつか持っています。実は一時、gentenでのパイソンの扱いが止まっていた時期があったのですが、お願いして復活してもらったんです。お客さまにも“待っていた”と喜んでいただいたことがあります」。


新品のパイソンの長財布(左)と、高須店長のパイソンの長財布(右)。ウロコが剥がれた部分もありません。




毎日、車に乗せているパートナー。
数量限定「gジャカード」テディベア。

「じゃあ、最後の“とっておき”を!」と高須店長が満面の笑みで披露してくれたのが、トップページと冒頭の写真に出てきた、このテディベアです。

「わかりますか? gentenのロゴの“g”をモチーフに織り出した、オリジナルのジャカード生地で作ったテディベアなんです。腕や足もちゃんと動くの。2003年に数量限定で作ったもので、右足の裏にシリアルナンバーも入っています。これはちょっと自慢できるレアものだと思います」

確かに! かわいいし、「暮らしのゲンテン」スタッフがまたも初めて目にするお宝です。10年経っているとは思えないほど状態もきれいだし、大事にご自宅に飾っているのですか?

「ずっと車の後ろに乗せています。それでも日に焼けて色が褪せたり、すり切れたりしていないでしょう。丈夫なコなんです(笑)」。


genten吉祥寺店は、コピス吉祥寺(旧伊勢丹)から現在の吉祥寺パルコに移転して約1年半。母娘連れや年輩のご夫婦など、ファミリーで訪れるお客さまも多い、中央線沿線の地元密着型の店舗で、コンパクトな中にもシーズンアイテムからdan gentenまでフルラインナップで揃えているのが特長です。吉祥寺店限定アイテム(下写真:アマーノモデルのキーチャーム)もあります。


 「わたしのgenten<愛用品>」。次回もどうぞお楽しみに。

わたしのgenten<愛用品>のその他の記事はこちら
第1回 dan genten丸の内店長・小池編
第2回 銀座店店長・中村編