レアアイテムも登場! わたしのgenten<愛用品>

「暮らしのゲンテン」新企画。長く愛用され、エイジング(経年変化)を重ねるほど味わいを増すgentenのバッグや革小物。実際の愛用品を通して、本革ならではのその魅力をお伝えしていきたいと思います。第1回目はdan genten丸の内店長・小池の革小物。じつは、取材に行った「暮らしのゲンテン」スタッフも驚いたレアアイテムがありました!

ブックカバーパスケース
奥さまはカットワークのお財布

gentenアイテムを多数お持ちと聞く小池店長。今日見せていただけるものは?
「バッグと悩みましたが、手軽に何種類か見られる方が面白いかと思って、今回はいくつか小物を持ってきました。トスカのブックカバー、スマートウォレットのパスケース。カットワークの二つ折り財布は妻にプレゼントしたもので、もう何年くらいになるかな、ずっと使ってくれています。チャの色が濃くなりましたよね。このカットワークのエイジングは、表面の革と地の革がそれぞれ異なった変化をしていくので、どんどん柄がくっきりしていくのがまたいいんですよね」


ブックカバー、つやつやですね! どれくらい持っていたらここまで変化するんですか?
「自分はバッグの中に入れているので、自然と物の出し入れで擦れたりするので、エイジングが進みやすいんだと思います。そんなに何年とはかかっていないですよ。お手入れも何回か乾拭きしたくらいです。色違いで持っているのは、この素材のミネルバボックスならではのシボの表情が好みだと買ってしまうから(笑)」


トスカのブックカバー(ワイン)。左が小池店長のもの、右が新品。エイジングで色味がぐっと深くなっています。小池店長は手帳のカバーとして使っていて、文庫本にかけたときとはまた違う知的な趣が感じられます。


スマートウォレットの二つ折りパスケース(ノウチャ)。手前が新品、奥が小池店長のもの。色が深くなり、つやが出て、表面の表情も一見、素材の異なる革のよう。




取材スタッフが思わず「見たことない!」
レアな限定生産アイテム登場

「あと、こんなものも持ってますよ」と小池店長が見せてくれたのは、手のひらに収まる小さな赤いケース。え? なんですか、これ? 見たことありません!

「数年前に、イタリア・ルネサンスの巨匠、ボッティチェッリにちなんで限定生産されたものです。gentenの刻印の上にある三つの輪、代表作『春(プリマヴェーラ)』の三美神から着想を得たデザインになっています。ミント・タブレットがぴったり入るサイズなんです。財布やブックカバーは時々交替して休ませたりしていますが、これはポケットに入れて毎日持ち歩いているから、あらためて見ると随分、色が変化していますね。指が触れる表面の白っぽくなってきた部分と、角の濃さの対比がいいじゃないですか」とうれしそうな小池店長。

これからも、取材スタッフも知らないレアなgentenアイテムに出合えるかもしれません。「わたしのgenten<愛用品>」、次回もどうぞお楽しみに。