ミネルバボックスの素材感とオーセンティックな佇まい

名門タンナー、バダラッシ・カルロ社が手掛けるバケッタレザー、ミネルバボックスをふんだんに使った「トスカ」。ブランドを創設したときから続くシリーズで、gentenの“顔”ともいえる存在です。そんな定番シリーズに今回、新たに加わったのが「手提げバッグ」(写真左)、「横長トートバッグ」(写真右)。カジュアル過ぎず、オンにもオフにも活躍するデザインに仕上がりました。


小振りめな手提げバッグと
横長タイプのトートバッグ

久しぶりに登場した「トスカ」の新型デザイン。小振りめなサイズの「手提げバッグ」と、「横長トートバッグ」の2型です。

「手提げバッグ」も「横長トートバッグ」もデザインはとてもシンプル。でも、ハンドルにかけてのゆるやかな曲線が美しく、本体とハンドルが一体となった、いわゆる「くり手バッグ」のような印象を与える、これまでにありそうでなかった仕上がりになっています。

ハンドルは、いずれもコートを着ていても肩掛けができる長さに調整しました。使えば使うほど体のラインになじむ、しっとりとした革質はミネルバボックスならではです。


手提げバッグを肩掛けしたところ。


 横長トートバッグを肩掛けしたところ。

外見はシンプルで
中には高い機能性

シンプルなデザインだからこそ、随所に職人の技が光る「トスカ」。ハンドル部分にも、職人の技が感じられるポイントが。本体とつないだ付け根のところに施した「トスカ」らしいステッチは、見た目のアクセントだけでなく、ミシン目と垂直の縫い目を入れることで、より強度を高めています。

カジュアルながら上品な印象の「手提げバッグ」は、小振りに見えますが、マチ幅を12cmほどとってあるため、見た目以上の収納力があります。

「トートバッグ」はgentenでは珍しい横長のデザインで、休日のタウン持ちにも似合うルックスです。本体は、手提げに比べて幅があり約36cm。たとえば電車のシートで膝の上に置いてもはみ出しにくいサイズ感です。


2型ともに開口部はオープンタイプですが、内部に設けた仕切りを兼ねるポケットは天ファスナー付き。防犯性に優れています。また、内部の前面にも背面にもポケットがあり、スマホやパスケース、名刺入れなどをスッキリと収納できます。



あなたは何色が気になりますか?
エイジングもお楽しみください

「手提げバッグ」も「横長トートバッグ」もも、カラーは、ヌメベージュとチャ、ノウチャ、ダークネイビーの4色をご用意しました。

ダークネイビーのミネルバボックスは、レディースラインでは財布やペンケースなどの小物がほとんどで、バッグはほんの数型しか作っていません。もし、ダークネイビーのこんなシンプルなバッグを心待ちにしている方がいらしたら、ぜひ店頭で、奥行きのある色味をお確かめいただけたら嬉しいです。

素材がミネルバボックスということで、経年変化が楽しめるのも大きな魅力です。茶系のカラーは、いずれも艶が出て、最初の色よりも少しずつ濃くなっていきます。また、ダークネイビーは、少し赤味が抜けていき、わずかに緑を感じるネイビーへとゆるやかに変化していきます。長く愛用するからこそのエイジングの魅力もぜひお楽しみください。

■トスカのお手入れについて■

「トスカ」で使用している革は、ミネルバボックス。ミネルバボックスは、天然の脂をたっぷりと含んでいるバケッタレザーです。使い続けるうちにオイルが革内部から表出してくるので、お手入れはやわらかい布で乾拭きするだけとシンプルです。その際、使用する布は、繊維の凹凸が少ない綿100%がおすすめ。着古したTシャツでも構いません。ただし、綿100%でもタオルなど目の粗いものは避けた方がベター。

オイルが乾燥してきたと感じたらクリームで保湿をしてください。
※クリームの塗り方についてはこちらの記事へ

1日使った後は乾拭きして1日休ませると、より長持ちします。

雨や雪の日の水染みが不安な方は、初めに革製品専用の防水スプレーで保護をしてください。水染みができた場合、それも経年の味わいのひとつ、思い出の証なのですが、もしどうしても気になるときは、かたく絞った布で叩いて水分を全体に散らす方法があります。
※詳しくはこちらの記事へ

関連記事
定番シリーズ「トスカ」の記事はこちら

ONLINE SHOPはこちら