ラッキーカラー2色が揃った人気の口金長財布

gentenならではのカットワークを配した口金長財布。もともとは2017年の仙台店のオープン1周年記念として限定色・数量限定で販売したものです。多くのお客様から「もう一度販売して欲しい」というお声をいただき、再び皆様にお届けできることになりました。今回は新色の赤とイエローをご紹介します。

gentenのカットワークが映える
しなやかで手に馴染むお財布

地中海沿岸の家や調度品などに使われる伝統的な意匠がモチーフとなり、花と星を表している「カットワーク」。これは、職人が金型を組み合わせ、調整しながらひとつひとつ革から抜き出す手仕事から生まれる、gentenを象徴するロングセラーです。

また、レトロなかわいらしさのある口金(がま口)と、お札を折らずに収納できる長財布の使い勝手のよさを合わせ、上質な革と繊細な惜しみなく使って作られた口金長財布もgentenならではのアイテム。

gentenで長年、愛されているデザインと形の2つを合わせたのが、このカットワークの口金長財布です。型抜きをする表側の革と、内側の革の2枚を重ねたつくりになっています。

同じ型番の茶とヌメベージュは、表側のカットワークを施した革は経年変化していくミネルバボックス、内側は経年変化しにくい革、というふうに表側と内側で異なる素材を使っていました。

今回の新色の赤とイエローは、何度も試作を重ねることで、表側も内側も同じミネルバボックスを使用することを実現。表側も内側も、同じように経年変化をお楽しみいただけます。


ひとつひとつ手仕事で丁寧に型抜きされたカットワーク。

2枚重ねの革というと、かっちりした固さや重さをイメージしやすいのですが、手間をかけて鞣(なめ)し、オイルで十分に満たしたミネルバボックスを用いているから、とてもやわらかく、手に馴染みやすいしなやかさです。毎日持ち歩くものなので、軽さにもこだわりました。

立体的なマチの構造で大きく開くので、お札、小銭、カードなどの中身が一目で見渡すことができて、取り出しやすいのもポイント。内側もすべて牛革製で丈夫にできているので、長く愛用していただけます。


カードは12枚収納。小銭入れも2つに区切られて使いやすく、収納力も抜群。


職人の手仕事が欠かせない
口金まわりの繊細なつくり

実は、gentenの口金アイテムは隠れた人気を誇るシリーズで、新作を出すたびにコレクションに加えてくださるお客様もいらっしゃるほどです。

今回の口金長財布もそうですが、gentenの口金アイテムは縁の金具部分に革を巻き付けて仕上げるのが基本です。口金の金属が主張しすぎないことで、gentenらしく品のよい柔和な表情が生まれます。パチンと閉まる感触の頼もしさ、心地よい音色も、職人による微調整が欠かせません。


縁にも同じ革を配することで品よく。口金部分の玉は美しく開閉しやすい卵型。


口金好きにはたまらない、開閉音の心地よさも職人技によるもの。


幸運を呼び込む形とカラー
クラッチバッグとしても

口金は、もともとはヨーロッパで生まれたもの。フランスで流行していた口金の鞄や財布が、明治時代に日本に伝わったのが最初だといわれています。口金を開いた姿がガマガエルに似ていることから、がま口とも呼ばれ、「お金が帰る」とて縁起のよいものとされています。

余談ですが、黄色の財布は風水では金運を呼ぶアイテムといわれていて、赤は中国では縁起のいい色として大切に考えられている色なのだそうです。今年の新色は、偶然にもラッキーカラーが揃いました。


立体裁断のマチで大きく開くので、スマートフォンなども入ります。

ゆったりとマチを取っているので、スマートフォンや鍵、口紅なども収納できます。これからのパーティーシーズン、手持ちでクラッチバッグとして使い、コーディネートのアクセントにするのも素敵ですね。


関連記事
シリーズ「マルチカットワーク」についての記事はこちら
素材の「ミネルバボックス」についての記事はこちら
同じ口金(がま口)タイプの「ラディーチェ」についての記事はこちら


ONLINE SHOPはこちら