タイムレスな革小物が揃う「スティーレ」

gentenの2018年秋冬コレクションのひとつ「スティーレ」。上質な革だからこそ辿り着いた、普遍的な機能美を持つ革小物シリーズです。



サラッとしたタッチ感のヌメ革を使用
使う人を選ばない普遍的なデザイン

「スティーレ」に使用しているのは、イタリア・トスカーナ州に拠点を構えるNUOVA GRENOBLE(ヌオーバ・グルノーブル)社製のヌメ革です。オイル分が少ない仕上げをしている革で、手にすると、革の持つ質感や表面のあたたかみがダイレクトに伝わってきます。

gentenで定番の革・ミネルバボックスのように、オイルをしっかり多く含ませた革は、肌にしっとりと吸い付くようなやわらかな風合いがあるのに対して、「スティーレ」の革はサラッとしたタッチ感。ベジタブルタンニン鞣しならではの革の香りは生かしつつ、“ファーストgenten”としても手に取っていただきやすい軽やかな質感です。



「スティーレ」シリーズは、「パスポート/貴重品ケース」(上写真)をはじめとするケース類と、キーリングなど、全部で10アイテムをラインナップ。写真を見てお気づきの方もいらっしゃると思いますが、ケース類は“封筒”を連想するようなデザインに仕上げています。

“封筒”は、年齢や性別、国籍の区別なく、いつの時代も変わることなく、普遍的に使われているもの。同様に「スティーレ」も、使い手の年齢や性別、国籍を問わずにお使いいただきたいと考えました。カラーは、茶と濃茶の2色で、ホックも同色の革で包んでいるのがgentenならではのこだわりです。



“縫製”のためのデザインであり
“機能”のためのデザイン

綿糸のステッチを打ったのは、革と革とを縫い合わせる必要があるところだけ。革に抵抗のある方が抱く、切り目や角が触れたときの硬さといったものを抑えて、革がつくりだす自然な丸みを大切にしました。

綿糸の色は革によって変えていて、革らしい茶にはベージュで清涼感を、濃茶には同色の綿糸を選び落ち着いた雰囲気に仕上げています。
ケース類は、両サイドの縫い目がフロントからは見えないつくりで、あえて角も縫い合わせていない仕様です。

アールを描くマチ部分は、ハリとコシのある革だからこそできること。



アールのマチにより、コインケースは、両サイドを持つと自然に開口部が開き、コインが取り出しやすいという機能性も持っています。



使う方の必要・ライフスタイルに合わせて
品名にとらわれず、自由に使い回してほしい


「スティーレ」シリーズのなかでもっとも大きいのが、「パスポート/貴重品ケース」(写真左)。マチ寸法が1.5cmほどあり、パスポートや通帳、母子健康手帳など、家族分をまとめて入れるのにも活躍します。もちろんビジネスシーンでは、スマホと名刺入れ、手帳やペンがすっきり収まります。



マチ寸法が1.5cmあると、見た目の印象以上にいろいろなものが入ります。たとえば、ネイルやアロマ。旅行の時、いつものポーチの化粧品に+αで、リラックス&リフレッシュアイテムをスマートに携行したり。



一度に多くの人と名刺交換することがあるイベントなどでも頼れる収納力がある「カードケース」は、カバンの中で行方不明にしたくないメモリやコードをきちんとまとめて持ち運ぶのにも、またソーイングセットを入れるのにも程よいサイズ。



「コインケース」は、イヤホンの収納にもぴったり。



1シリーズでキーリング4型展開
ミニマムなお財布を兼ねるものも


「スティーレ」シリーズ全10アイテムのうち、4アイテムがキーリング。キーリングのバリエーションをこれだけ揃えたシリーズは、gentenでは少し珍しいです。いずれも金具の部分が直接、体に当たらないように、金具の裏側に丸い革を付けています。

上の写真は手前から、余計な装飾を無くし、必要な機能のみに特化した「ベーシック」。ベルトなどに通してお使いいただける「ベルトタイプ」。四つ編みのストラップが付いた「イントレチャート」は、手首に通して持ち歩くことができます。革紐は編むことで強度が増すだけでなく、革の豊かな表情を楽しむことができます。





「小銭入れ付きキーリング」は、隠れた才能(!?)の持ち主。折りたたんだお札と、コインを収納することができます。荷物は極力小さくして、身軽に出かけたい方に。また、パスケースや手帳などに、いざというときのためのお札を入れている方にも重宝していただけると思います。




今回ご紹介しきれませんでしたが、「スティーレ」シリーズには、「モバイルショルダー」(上写真)や、「メガネケース」もあります。シンプルさ、ミニマムさを求める現代に添うシリーズと自負しています。

なお、「スティーレ」の革の表面は、キズや水にも比較的強くて、新品の状態ではクリームでのお手入れは必要ありません。十分に使った頃にクリームを塗るのが効果的です。
革小物は、毎日手にする機会が多いもの。どうか、たくさん見て、触れて、香って革の個性を楽しみ、あなただけの色に育てていってください。

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