季節を味わう常備菜 ナスとツナの炒め物

料理家・管理栄養士でもありワーキングママでもある板橋里麻さんに、いつも冷蔵庫に常備している作り置きのお惣菜を教えていただいています。第5回は秋においしいナスを使った、おかずになる常備菜。和と洋をミックスさせた飽きのこないアレンジを伝授していただきました!


いつものおかず+アイデアで
アレンジできる常備菜に。

今回は、調味料を除くと材料2つ! とーっても気軽に作ることができるレシピです。ポイントはツナ缶のオイルで炒めること。「ツナ缶のオイルで炒めることで、ヘルシーで味もしっかりなじみます」(板橋さん)。切り方にも秘訣があります。ナスは薄切りにして食感を残すことで、アレンジしてもトロトロにならず、調理しやすくしています。


材料(作りやすい量)2人前で約2回分
・なす 2個
・ツナ(オイル漬け) 1缶
・塩 少々
・かつお節 適量

作り方
ナスは7ミリくらいの薄切りにしておく。
中火で温めたフライパンにツナ缶を油ごと入れて軽く炒め、全体がほぐれたら①を入れてしんなりするまで炒める。塩を加えて味を整える。かつお節をかけてできあがり。


■アレンジtoランチ「ナスとツナののっけ盛りそうめん」夏の残りもの第1位のそうめんと和えたワンボウルレシピ。野菜もたんぱく質も一皿で摂れるのがうれしいメニュー。ごま油の風味で、これなら家族にも飽きないで食べてもらえそう。

作り方
ゆでたそうめん、ナスとツナの炒め物をボウルに合わせ、ポン酢とごま油を適量入れて混ぜる。全体になじんだらできあがり。


■アレンジtoおつまみ「ナスとツナのトマ味噌チーズ焼き」お酒にもパンにもあうチーズ焼き。ポイントはさっぱりしながらコクのあるトマト+味噌のソースです。そんな和風ソースなので、ご飯を入れてドリアにしても、もちろん◎。


作り方
カットトマト(大さじ2)に味噌(大さじ1)を混ぜ合わせてソースを作っておく。耐熱皿にナスとツナの炒め物を入れて、トマ味噌ソース、チーズをのせてオーブンかトースターで焦げ目がつくまで焼く。


▼季節を味わう常備菜のその他の記事はこちらから
第1回 万能ひき肉ベース
第2回 野菜のマリネ
第3回 カンタン洋風白和え
第4回 枝豆の冷製スープ
第5回 ナスとツナの炒め物



板橋里麻(いたばし・りま)
管理栄養士、IOTA認定オーガニックセラピスト
小中学校で栄養教諭として食育の現場を経験。そのご健康ビジネスを展開するベンチャー企業にてダイエットカウンセリング、ウェブコンテンツ、イベント企画・運営などに携わる。独立後、パーソナルカウンセリング、レシピ開発、セミナー講師など多方面に活躍中。管理栄養士がつくる「おいしいのにヘルシーなファストフード」をコンセプトにしたデリスタンドをオープン。野菜たっぷりのベジおにぎりやスムージーが人気。


delifas! DELI (デリファスデリ)
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電話:03-6260-8463
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