気付いたら、毎日、使ってる。 そんな頼れるバッグ「タスカ」

8月にお目見えしたばかりの「タスカ」。素材は、レディースのバッグでは珍しいバッファローレザー(水牛革)を使用しています。意外に知られていないバッファローレザーの魅力をお届けしたいと思います。


日常に使ってこそわかる
バッファローレザーのタフさ

おそらく「タスカ」で初めてバッファローレザー(水牛革)を意識したという女性の方もいらっしゃるかと思います。なぜレディースで珍しいのかといえば、バッファローレザーは表面が硬く荒々しい表情を持つため。その風合いからメンズで使用することが多く、一般的にレディースでは、ハイブランドの一部で使用されている程度です。

水牛は、陸だけでなく沼地といった水場などでも行動範囲が広く、さまざまな環境に適応するため、その革は強靭な性質を持っています。でも、深く入った細かな無数のシワは、キズやシミを付きにくくしてくれますし、もし付いてしまったとしても目立ちにくいのは大きな特徴です。



革の風合いを引き立てる
抑えたステッチ使いとゴールドのロゴ

「タスカ」で使用しているのは、バッファローレザーのタフさや革の表情を生かしながらソフトに仕上げたgentenオリジナルの素材です。羊革や山羊革のやわらかさとは異なりますが、ソフトながらドライなタッチ感は、ほかにはない個性です。バッグを手に持ってみると、見た目の印象よりも軽いと感じる方がほとんどだと思います。

ステッチをぐっと抑えたデザインは、革の肌目を生かすため。横に2本だけ走るステッチを効果的に配して、全体の印象を軽やかに仕上げました。タウン使いはもちろんのこと、ビジネスシーンで使ってもカチッとしすぎず、ほどよいヌケ感が演出できます。

前面にあしらったロゴは純金の箔押しです。地がバッファローレザーだからこそ嫌味にならず、シンプルななかにも品の良さがあります。





小物の“居場所”をつくれる
3つの外ポケット

「タスカ」は、大・小のトートとワンハンドルのショルダー、斜め掛けもできるショルダーの計4型展開です。イタリア語で「ポケット」を意味する「タスカ」の名を表すように、前面に2つ、後面1つ、合わせて3つのポケットを配しています。gentenのバッグのなかで、外側にポケットがついているデザインは、そう多くありません。スマホやパスケース、社員証などを入れるネームケースなど、ポケットに“居場所”を決められます。

また、普段、あまり気にされることはないと思いますが、ポケットに手を出し入れする際、縫製に引っ掛かるというストレスが、実はあります。「タスカ」では縫製を極力フラットに仕上げることで、サッとスムーズな出し入れができるようにも配慮をしました。

一般的にはもちろん、gentenの中でも、ポケットの内側をこれだけ丁寧に縫製するのは稀。


持ち手は、直接手が触れる外側を輪(革の折り山)、縫い目は内側にすることで、やわらかな握り心地に仕上げています。

バッグのシルエットにも工夫を凝らしました。たとえば、トートバッグを新調したものの、いざ財布や化粧ポーチ、手帳などを入れたら、カタチがかなり変わってしまいイメージと違った……ということはありませんか? バッグに物を入れれば、必ず重さで多少は下に伸びます。「タスカ」のトートは、使ったときのシルエットを想定して、本体の上部は抑揚のある有機的なデザインにしました。革本来のタフさと相まって、物を入れても大きくイメージが変わらないバッグだといえます。



店頭で見て欲しい!
2色のニュアンスカラー

カラーは、落ち着きのあるブラウンとレンガの2色。ブラウンは、コーディネートを選ばずシックな印象です。またレンガは、レンガと称していながらも、ちょっとほかでは見かけない色。一般的なレンガほど赤味は強くありません。黄色味がかっていて、自然が織りなす紅葉なような色にも見えます。どちらもニュアンスのある色なので、ぜひ店頭で見ていただきたいです。

経年によって変化するのも革のバッグの楽しみですが、「タスカ」は、表面のシワが少しずつ平らになっていき艶が出てきます。ほかの革と同じように摩擦が加わった部分は色が濃くなりますから、使い手の持ち方や使用する頻度などによって自分だけのバッグにぜひ育てていってください。


タグに印したイタリア語「environment natural resources lasting value」は、環境に配慮し、資源を大切にし、長く愛着の持てるモノづくりを目指すgentenの想いです。

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