肩の力がふっと抜けるようなトート 「ティグリスクロスⅡ」

ふっくらフォルムで、軽やかな持ち心地。
布×革で仕上げた、袋タイプのトートバッグ。

2018年春夏の新シリーズ「ティグリス クロス」。名前は、古代メソポタミア文明を育んだ地のティグリス川に由来しています。

もともとgentenには、初期の定番アイテムとして、原始的な運搬具である“袋”をイメージしたレザートート「ユーフラテス」がありました。それをモダナイズして誕生したのが「ティグリス」で、さらに「ii」「iii」と改良を重ね、昨年、母の日限定アイテムとして初めて布×革の「ティグリス クロス」が登場。おかげさまで完売となりました。ご好評の声にお応えし、今シーズンも「ティグリス クロス」をお届けします。

「ユーフラテス」から受け継がれてきた“袋”感、丸みを帯びた可愛らしいフォルムを、ナチュラルでやわらかな風合いの布地で表現し、底面からの牛革のスクエア使いでスタイリッシュさを添えました。革を贅沢に使用した底面で、持った時、肩掛けした時に覗く、革とステッチの表情の趣がなんとも魅力的。

色は2色。カーキのリネン生地にワインブラウン色の革を合わせたシックな配色と、アイボリーのリネン生地にはトープ色の革を合わせた柔和で清潔感のある配色で、大人に似合うトートバッグです。



 「ちょっとそこまで」にちょうどいい。
本体一体型の持ち手で肩掛けもラクラク。

サイズはA4対応の〈大〉と、ランチバッグにも使いやすい〈小〉の2タイプ。「“ちょっとそこまで”の手提げが欲しい」とおっしゃるお客様がいらっしゃったのをきっかけに、スーパーなどでのお買い物にも使い勝手によいサイズ感を考えました。

〈大〉なら、ペットボトルや調味料などの重たいものも肩掛けでラクに運べるし、お子さんと公園に行く時のマザーズバッグとしても活躍。〈小〉はもっと身軽に、お財布とスマホだけ持ってコンビニやランチに行く時などに便利です。

〈大〉〈小〉とも持ち手は丈夫な本体一体型。手や肩に触れる部分には、ふかっとやわらかく、肌に吸い付くような牛革を貼ってアタリをやわらかく仕上げるとともに、強度を高めています。



ここまでできるとは思わなかった、
フルタンニンで畳めるほどやわらかい革。

持ち手や底面に使用している牛革は、日本の地生の原皮を採用し、フルタンニンで鞣(なめ)したものです。植物由来のタンニン鞣しは、革にハリやコシを出すのが特徴です。

でも「ティグリス クロス」に使っている革は、ハリのある肉厚さを残しながらも、とてもやわらかく、ふっくらやさしい表情。実は、クロムを使わずにこれだけのやわらかさを実現するのは、とても難しいことです。職人さんに「畳めるくらいやわらかい革にしてほしい」とお願いした「ティグリス クロス」のデザイナー当人でさえ、ここまでやわらかい革が仕上がってきたことに驚き、感動していました。

タンニン鞣しならではのハリと、職人技のやわらかさ、しなやかさから生まれる、独特の手触りの良さ。これはぜひ、実際に触れて、体感していただきたいです!

クルッとコンパクトに丸めることができて、後にシワも残らない、やわらかな革です。



2通りに使えるデザイン、内側の機能性も
女性にうれしい工夫を凝らしました。

開口部は、開け閉めしやすいマグネット式で、大きく開いて荷物の出し入れも容易。内側には小物を整理して収納しやすいファスナーポケットやオープンポケットを計5個設けました。

中央にあるクロージャーを留めれば、バッグを巾着風のフォルムでもお持ちいただけます。装いや気分に合わせて使い分けをお楽しみください。特に〈小〉の巾着フォルムはこの時季、ゆかたでのお出かけにもぴったりです。

 デザイナー自ら活用しているアイデアとして、サイドクロージャーを使っていない時は、留め具のDカンにパスケースを取り付けておくのがおすすめ。パスケースがバッグの中で行方不明にならないし、そのまま引っ張り出して改札をタッチできるし、落として無くす心配もありません。

生地がメインなので、雨の日も気にせずに使え、何かと優れもののバッグです。

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