おうちヨガ 自律神経を整えて免疫力アップ
季節の変わり目に体調を崩したり、冷房の効いた部屋と外気温との温度差で何となく調子が悪かったり。これに対抗するには、自律神経を整え、ホルモンバランスを整えることが大切です。そこで今回は、自律神経を整えてくれるような簡単なポーズを、ヨガインストラクター・西畑亜美先生に教えていただきました。心と体のバランスを整えて、毎日をすっきりとすごしたいですね。
朝起きたときにおすすめ
背骨を大きく動かす猫のポーズ
西畑先生(以下略):「『猫のポーズ』は、とてもゆったりとした簡単な動きですが、自律神経を整えるのにとても効果的です。深い呼吸とともに行いましょう。」
まるで猫がぐーっと背中を丸めているような形ですよね。私も朝このポーズをやっています!簡単で気持ちがよくて、おすすめですよ。朝、縮こまった体をゆっくりと伸ばすのはとても気持ちがいいです。朝はまず体をしゃっきりとさせましょう!
背骨と自立神経は深いつながりがあり、背骨の緊張をとることで、交感神経と副交感神経のバランスがとれるのだそうです。背中を丸めたり反ったり。この動きが背骨を刺激して、自律神経を整えてくれるのです。
上半身をストレッチして自律神経、
ホルモンバランを整える魚のポーズ
「そしてもうひとつおすすめなのが『魚のポーズ』です。仰向けになり、手のひらと肘で頭頂を床につけます。胸が大きく開かれることでさらに深い呼吸がとれます。また、背中がストレッチされ、頭頂部にあるツボが刺激されるので、自律神経の調整にはぴったりです。」
頭頂部のツボは「百会(ひゃくえ)」という万能のツボといわれるところで、頭痛や不眠、目の疲れ、その他たくさんの効果があるとされていますが、特に自立神経と直結しているので、まさに今回のテーマにぴったりですよね。
魚のポーズをとってみると、思っている以上に背中が反って、首元がぐーっと刺激されている感じがします。肩甲骨付近もほぐれていくような…。全身にやや強めの刺激が入り、ポーズを解いたときには全身に血がめぐるような、緊張が解けていくような心地よさです。きもちいい!
気をつけていても、ふと気がつくと姿勢が凝り固まっていて、なんだか息苦しい。自律神経のバランスが知らず知らずに乱れてしまっているみたい…。そういうことって、誰にでもきっとあることだと思います。
そんなとき、ちょっとした時間でできるこの2つのポーズを試してみてくださいね。体調を整える手助けをしてくれると思いますよ。
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第1回 心が落ち着く、安楽座
第2回 基本のき、きちんと立つ
第3回 ふわっとゆるむポーズ2つ
西畑亜美
2005年、社会人になってからの忙しさから身体と心の不調から過呼吸や不眠症に悩み、2008年にヨガと出会う。ヨガを通してどんどんと変化をしていく自分自身を体感し、ヨガインストラクターの道へ。ヨガによって心身が変容しく経験を伝えていきたいと、東京都内を中心に様々な場所、シチュエーションで活動中。
日本最大のヘルスケア動画メディアLily監修
julierアンバサダー
Layalaアンバサダー
True Nature TOKYO、 True NatureAKITA、ヨガフェスタ横浜、品川シーズンテラス、福島ヨガプロジェクト等、様々なイベントに出演。
全米ヨガアライアンスRYT200取得
日本サップヨガ協会公認インストラクター
アロマテラピー検定1級取得