染めが輝きを放つ「ベラ ヴィスタ」
降り注ぐ陽射しに、吸い込まれそうな青のグラデーション。
やがて夕刻へと移ろい、ゆっくりと茜色に染まっていく。
街の喧騒とはうらはらに、耳に届くは波の音。
そんな地中海の情景が浮かぶ「ベラ ヴィスタ」。
染めムラやキズやシミも美しい、革の表情
絞りながら染める技法で
豊かな色彩を表現
素材を絞って染める。日本に古来より伝わる技法からインスピレーションを得て革に応用した「ベラ ヴィスタ」。一枚一枚、職人が革を絞りながら染め上げる多色仕上げです。
天然素材である革にはキズやシワもありますが、絞って染めることで、それらも美しい“景色”に。奥行きのある多色の革を作ることは非常に手間がかかりますが、その難しい革にあえて挑戦しました。一年以上の歳月をかけて試行錯誤を繰り返しようやく辿り着いたgentenオリジナルの素材です。
触れてみると、薄くても丈夫でしなやかな風合い。これは、鞣しが丁寧に施された証でもあります。
左から、ベラ ヴィスタ(オレンジブラウン)(ダークネイビー)各59,400円(税込)
ひとつとして同じものがない。
おだやかな“ゆらぎ”を感じる2色
染め上がったのは、オレンジブラウンとダークネイビーの2色。とはいえ、ひとことで言い表すのは難しいほどに表情豊かな仕上がりです。オレンジブラウンはオレンジみを帯びたグラデーション。ダークネイビーは緑と青のグラデーションに仕上がっています。
革に絞りを施すことで凹凸の幅や深さ、色の濃淡などに個性が生まれ、ひとつとして同じものがない革に。いくつもの色が何層にも重なり豊かな表情を描きます。
少しの水滴なら、拭き取っていただければ問題ありません
雨や汗ジミに比較的強いので、天候を気にせずお出かけのおともに。染色を施していますが、色落ちしにくいのも大きな魅力です。使うほどに艶が上がり、より立体的で多彩な表情を見せます。
手提げとショルダーの2WAY仕様。
コンパクトに丸めて旅先のバッグにも
染色の魅力を生かしてデザインはシンプルに。袋状の本体に手提げとショルダーを付けた2WAY仕様に仕立てました。幅広のショルダーが肩にやさしく、フレキシブルに長さの調整ができるので、シーンや装いに合わせて楽しめます。
心が動く、その感動
「想像」できる豊かな心。
gentenは、いつもそうありたいと考えます。