軽快さと優雅さを携えて。
バカンスに彩りを添えるフェーリエ
暖かな季節が近づいてくると恋しくなる、かごバッグ。
今年gentenではラフィアで仕立てた2つのシリーズをご用意しました。
先日ご紹介した「リネア」に続き登場するのは、
伊語で「バカンス」の意味を持つ「フェーリエ(Ferie)」です。
左からフェーリエ トートバッグ〈小〉33,000円(税込)、ワンハンドル36,300円(税込)、トートバッグ〈大〉39,600円(税込)
パネル状に編んだラフィアを
4枚つなぎ合わせた新発想のバッグ
折り紙でつくった立方体をイメージするような、幾何学的なライン。
フェーリエの素材は、マダガスカル産の上質なラフィアです。職人が精緻にかぎ針編みしたパーツを組み合わせたもの。
タテ編みとヨコ編み。隣り合うパーツの編地方向を交互に変えながら螺旋状に4枚を編み合わせることで、バイアス柄のように映ります。
表裏を返した底のところ。衣類などへのアタリを考慮してフラットな面を表側にしています。
パーツ同士をつなぎ合わせるのも職人の手しごとで。つなぎ合わせた端には厚みが出ますが、それもまた美しく。「どちらを表側にしようか」。そんなふうにデザイナーが迷ったほど、裏側にしたつなぎ目もきれいな仕上がりです。
伸縮性のある編地ですが、タテとヨコ、異なる編地を隣り合わせることで、荷物を入れたときの伸びを軽減し、型崩れしにくい構造になっています。
ラフィア+ハンドル付き内巾着で
フレキシブルに使える3WAY
ラフィアを精緻に編み込んだフェーリエは、もちろん単体でも使えますが、3型ともに内巾着をお付けしています。
ラフィアのバッグのみ、中に巾着をセットして、巾着単体で。シーンに合わせて楽しめる3WAY仕様です。
内巾着の素材はコットンリネンのヘリンボンジャカード。口紐やポケットにあしらったプレートなど、革をところどころに使ったgentenらしい巾着です。
内巾着の前後にはポケット付き。ラフィアのバッグに入れたときには、スマホやパスケースなど、さっと取り出したいものを入れるのに便利です。
内巾着の口元は開けたままでも絞っても自由に使えます。バッグの中の荷物はあまり見せたくない。そんなときは巾着の口元をきゅっと絞って。防犯性もアップします。
コットンリネンのやわらかなテープハンドルが付いているので、巾着そのものもバッグとして使うことができます。旅先などで荷物が増えたときなどもサブバッグとして活躍。
内巾着を中に入れて使ったとき、革製のスピンドルエンドがラフィアの両サイドに程よく引っかかるつくりで、ちょっとしたアクセントにもなります。
フェーリエ。左から時計回りにトートバッグ〈小〉33,000円(税込)、ワンハンドル36,300円(税込)、トートバッグ〈大〉39,600円(税込)
トート〈大〉〈小〉とワンハンドル。
型違いで揃えたくなる全3型
でき上がったのは、〈大〉〈小〉のトートバッグとワンハンドル1型です。3型ともに底マチがしっかりあって、見た目以上に収納力があります。
※モデル身長174cm
ラフに持ちたいトートバッグ〈大〉は暖かなシーズンにぴったり。タオルやドリンクボトルなど、荷物が増えがちなお出かけにも頼りになる存在です。
※モデル身長174cm
トートバッグ〈小〉は、〈大〉とは異なる少し横長のコロンとしたフォルムで愛らしい印象。日常で使いやすいサイズ感で、旅先でのサブバッグとしても活躍します。
※モデル身長174cm
ワンハンドルタイプは、春・夏らしいファッションに合わせたくなる軽やかさ。両サイドの空きが深いこともあり、肩掛けもできます。
どの型も遊び心がのぞくフリンジのチャーム付き。丁寧に撚ったラフィアを束ねて仕立てたgentenオリジナル。手軽に取り外しができるので、ほかのバッグに付けても楽しめます。
軽快さと優雅さを兼ね備えたフェーリエ。
日常のお出かけにはもちろん、
喧騒から離れて心を解放する特別なバカンスのおともにも。
年々長くなる夏だからこそ、
お気に入りを手にして日々をごきげんに。
ラフィアは、愛用を重ねるごとにゆっくりと艶が出てあめ色へと近づき、育てる楽しみも味わえる素材です。
ラフィアはもともと防水性に優れていますが、防水スプレーをお使いいただくことで、外出先や旅先などで天候を心配することなく安心してご利用いただけます。雨に濡れてしまった場合には、中に新聞紙などを入れて除湿を行ってください。また、ご自宅での保管は、日の当たらない風通しの良いところに置くのがおすすめです。
持ち手などに使用している革にも、防水スプレーをかけておくと汚れ防止に役立ちます。
「フェーリエ」は店舗は販売中、オンラインショップは5月中旬発売予定です。