シーズンレスでタイムレス。
バッファローレザーで編んだ
「チェスティーノ」
夏の日、軽い足取りのおともにしたいのは、
かごのような気分で持てるレザーバッグ。
太陽の光に映える大きなメッシュが新鮮な気分を誘って。
フラットな革とは異なる風合いが魅力的な「チェスティーノ」の登場です。
手染めのバッファロー革で
丹念に編み上げて個性豊かに
伊語で「小さなかご、バスケット」の意味を持つチェスティーノ。
南インド産のバッファローレザー（水牛革）を使い、かごのように編み上げたバッグです。
水牛は、沼地などの水場も含めて幅広い環境に適応するため、その革は強靭な性質を持っています。比較的軽量で繊維が緻密。丈夫でありながら、しなやかさがある革です。
じっくりと時間をかけてピット鞣しで仕上げた革を紐状にしてから手染めしました。細く裁断してもハリとコシを失うことのないバッファローレザーは、メッシュバッグに相応しい素材です。
編み方は、四つ畳み編みとも石畳み編みとも呼ばれるもの。バッグの表面積に対して約2倍ほどの革を贅沢に使い、職人が底面から編み上げていきます。ひと目ひと目、丁寧に丹念に。
スクエア状の編み目の連なりは、まさに手しごとから生まれるもの。大きな編地が新鮮なバランスと存在感を生み出します。
バッグの上部にあたる持ち手横の編み目が一段高くなっているのは、編み終わりを自然なカタチで残しているから。こんなフォルムにも手しごとのぬくもりが宿ります。
革という天然素材を手染めしてから編んでいるため、色味や風合いに“ゆらぎ”があり唯一無二の個性に。その出合いもお楽しみいただければと思います。
表面の編み目と同じように内側も美しく。革の裏面が出ないつくりの為、中の荷物が引っかかってしまうことはなく、快適な使い心地を約束します。
軽快さと贅沢感を併せ持ち
インナーポーチなどでアレンジも
でき上がったのは、オレンジとダークネイビーの2色です。
オレンジは、茶色みが強く、装いのアクセントになる色。ダークネイビーは、目にする場所によっては黒に近い色ながら重すぎずニュアンシーな色。
オンラインショップ限定となりますが、深みのあるグリーンもおつくりしています
左からチェスティーノ（ダークネイビー）、チェスティーノ（グリーン）各64,900円（税込）
モデル身長177㎝
大ぶりな編み目の透け感があり、チェスティーノを持つだけで装いは夏らしく。素材が上質な革だからこそ、寒い時季の装いにも寄り添って季節を問わずに楽しめるシーズンレスな存在です。
左からチェスティーノ（オレンジ）64,900円（税込）、クロスパンチングインナースペース クラッチ7,920円（税込）
立体的な編地の美しさを存分に生かしたつくりで内装は付けていません。もちろんそのままでもお使いいただけますが、gentenのクロスパンチング（別売）がインナーポーチとしてジャストなサイズ感です。
クロスパンチングはファスナー付きで、外側にはオープンポケットが充実しているので使い勝手にもご満足いただけると思います。
シンプルなつくりだからこそ、お手持ちのスカーフなどをインナーバッグ代わりにしても素敵です。
写真は、約80ｃｍ角のスカーフを使ったアレンジ例です。ハンドルの付け根にスカーフの端を互い違いに結び付けています。
冬にはファーやウールのストールを蓋代わりに乗せても素敵です。装いや季節に合わせてお楽しみください。
チェスティーノは、経年変化も存分に味わえるバッグです。使うほどに艶は増していき、編み目のひと粒ひと粒が、艶やかな石のような趣へと育ちます。経年による変化は色にも。オレンジは、深いテラコッタブラウンに。ダークネイビーは、深みのあるダークグレーへと近づいてゆきます。
革のエイジングは、共に過ごした時間のしるし。艶が増して色が深くなるころ、チェスティーノが一層愛おしいものになっているかもしれません。
市場で使われるメルカドバッグのような軽快さがありながら、
上質な革による贅沢な重厚感も楽しめるチェスティーノ。
夏の日々はもちろん、季節が移り変わっても
あなたのお気に入りになりますように。
■チェスティーノのお手入れについて■
キズやシミが付きにくいバッファローレザーを使用していますので、たとえば水に濡れた場合は早めに乾いた布でさっと拭くだけで問題ありません。gentenのデリケートクリームやコンディショニングクリームが使用可。お使いいただくうち、乾燥が気になるときにはご活用ください。
チェスティーノは店舗、オンラインショップともに販売中です。
2024年8月9日公開